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Thursday, July 29, 2021

これからの時代「会社員」であり続けるメリットは? ベンチャー企業代表がフリーランス・会社員のメリットを分析 - マイナビニュース

これからの時代「会社員」であり続けるメリットは? ベンチャー企業代表がフリーランス・会社員のメリットを分析

(左から)杉江理さん、林要さん

これまでの働き方に大きな転換期が訪れている現在。ニューノーマルな時代に、私たちはどう働き、どのようにキャリアを積めばよいのでしょうか?

7月22日(木・祝)に放送されたTOKYO FMの特別番組「Transform for The Next~プロフェッショナルのあなたに~ supported by ビズリーチ」では、各界を代表する日本のトップランナーがゲストに登場。独自のキャリアを築き上げてきた目線で、これからのビジネスや働き方を語りました。

ここでは、GROOVE X株式会社 代表取締役社長・林要さんと、WHILL株式会社 代表取締役社長CEO・杉江理さんの対談パートの内容をご紹介します。

◆求められる“企業”の立場
林要さん(GROOVE X株式会社 代表取締役社長)

2015年に設立された、林さんが代表取締役社長を務める「GROOVE X」。人々の心を癒やし、人の愛する力を引き出す新世代の家族型ロボットを開発しています。

杉江理さん(WHILL株式会社 代表取締役社長CEO)

杉江さんが代表取締役社長CEOを務めるWHILL株式会社は2012年に設立。思わず誰もが乗りたくなるような、まったく新しい発想の近距離モビリティ「WHILL(ウィル)」を開発・販売しています。

次世代を担うベンチャー企業2社の代表が、これからの日本の働き方や、企業と人との関係性について意見を交わしました。

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林さんは「昔は、先輩に教えられたことをしっかりと身に付けて一人前になり、定年まで勤め上げるのが1つの成功パターンだったようにも見えますが、多分そのノウハウがあっという間に役に立たない時代になってきた」と語り、時代の変化がこれまでの比ではないほど加速していると話します。


林:今までの大企業には、どちらかというと、やらなきゃいけないことを、やや我慢しながらやることによって、しっかりとオペレーションを立て付けるような部分が必ず存在しました。それは今後も当然、一定はあるんでしょうけど、その比率がどんどん減っていって、いかに好奇心と企業の利益を結び付けられるのかがポイントになってくる。

そうすると、ビジョンは大事だけど、それと同じくらい一緒になって、未知なることを解決する“冒険集団”のようなものが作れたら、時代の変化にも強いし、みんなもハッピーになるんじゃないかな、っていうことを考え始めているんです。

杉江:なんとなく、数字の話でも目標の話でもいろいろあると思います。それをすべて未知の好奇心というか、未知のミッションとかビジョンを達成するためのものなのかな、っていうのはちょっとありますね。

また、「企業と人の関係性」がどう変化していくかについて、林さんは「企業は解くべき大きな問題を掲げて、“企業のなか(=労働者)”はそれをブレイクダウンし、解きながら楽しいレベルに砕いていくものになる」と発言。

杉江さんは、平均寿命が延びている件にも触れ、「セカンドライフなのかサードライフなのか分からないのですが、そこから“何を楽しもう?”みたいなことに、きっとなってくる。そういう制度ができあがって、もっと楽しい世の中を作っていくような、いろいろな動きが起こるのかなと思います」とコメントしました。

◆「生活のために企業に残る人」は減る?

企業に所属せずにフリーランスとして働く人も増えた今、あえて企業に残るメリットは何なのでしょうか?

林さんはフリーランスの場合、やりたい仕事・やりたくない仕事を選べるメリットがある反面、一つひとつの仕事は小粒になりがちだと語り、「おそらく“大きな夢を全員で作りたい”っていう人は企業に残るし、その一部を専門職としてアウトソースする人はフリーランスになる、みたいな流れが加速していくのかな」と話しました。

林:“企業と人の関係”という意味では、“何を実現するのか”が企業ですごく大事だと思っています。そこを考えない限りは、別にフリーランスで十分に生活ができてしまう。そういう時代になってきたのかなとは思いますね。

杉江:確かに。フリーランスが本当に楽しいっていう人は、もちろん一定数はいると思うんですけど、今の話だと何かをやろうと思ったら企業に入ったほうがやりやすい。そうすると、フリーランスの人数は副業で増えていって、企業に属したい人は残り続ける。だからフル・フリーランスのような人があまり増えない。多分、そういう話ですよね?

林:目指すものが人によって違うような気がしていて。“とことん自由がほしい人”っていう人は、やっぱりフル・フリーランスにいくような気がするんですよね。それで、“生活のために企業に残る”っていうのではなくて、“自分1人ではできないことをみんなでやる”というような人が企業に残る。そこで、“自己実現として何が大事なのか?”みたいなことを各自に問う時代なのかなっていう気はしますね。

番組では他にも、林さんと杉江さんが各々のキャリアを振り返ったり、ロボットの未来を語り合ったりする場面も。対談の全容は音声配信サービス「AuDee(オーディー)」で配信中。ぜひチェックしてください!

<番組概要>
番組名:Transform for The Next~プロフェッショナルのあなたに~ supported by ビズリーチ
放送日時:2021年7月22日(木・祝)15:00~16:47
パーソナリティ:吉田明世
ゲスト:多田洋祐(株式会社ビズリーチ 代表取締役社長)、林要(「GROOVE X・CEO代表取締役)、杉江理(WHILL株式会社 最高経営責任者)、菊間千乃(弁護士)、安東暁史(株式会社Showcase Gig 人事マネージャー)
番組サイト:https://ift.tt/376tzZA

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