子どもの頃から馴染みがある手軽な運動としておなじみの縄跳び。短時間で体が温まるのでトレーニングのウォーミングアップとして取り入れている人もいるかもしれない。しかし、ACAF認定アスレチックトレーナーでスポーツトレーナーの鈴木清和さんによると、縄跳びにはデメリットもあるという。今回は、縄跳びのメリットとデメリット、そしてオススメの跳び方を鈴木さんに教えてもらった。
縄跳びのメリットは?
鈴木さんによると、縄跳び運動のメリットは以下のようなものがある。
1.どこでもできる
2.適度な有酸素運動ができる(軽い無酸素運動の連続の有酸素運動)
3.できた、できないの判定がすぐにできる
4.大掛かりな設備がいらない
5.汗をかく快感が得られる
6.大きな神経を揺さぶることで快感が得られる
6番目の大きな神経を揺さぶるというのは、貧乏ゆすりのような状態。貧乏ゆすりも、大きな神経を揺らすことで落ち着きを得ているそう。縄跳びによる振動は、日常生活では得られない刺激を生み出しやすいそう。
「縄跳びの運動量は、ウォーキングとランニングの間くらい。日頃からあまり運動をしていない人や、走るのはちょっとハードルが高い人には気軽に挑戦できてほどよい運動になるので、運動をするきっかけとしてはいいでしょう」
縄跳びのデメリット・リスクは?
一方で、跳び方次第では縄跳びは体にダメージを与えてしまうこともあるそう。
・関節可動域の一部しか筋肉を使わないので、運動機能が低下する
・ヒラメ筋しか使わないので、体循環が低下する
・一部の筋肉しか使っていないことによる姿勢の崩れを引き起こす
「つま先だけで小刻みに跳び続ける縄跳び運動は、筋肉や骨格の観点から見るとヒラメ筋だけを使った運動になります。体は温まるし汗もかくし、一見全身運動のようですが実はヒラメ筋だけしか使わず筋肉が硬くなってしまいます。すると、体の筋ポンプによる循環がしにくく、生み出した熱をどう発散しようかと、皮膚側に血流がいって、汗をかいている気になるのです。逆にランニングのような全身運動では骨格運動が起こるので筋ポンプが作動しやすく、体を血液がめぐります」
「縄跳びを続けると起こるリスクのひとつが、へっぴり腰や猫背。ヒラメ筋が硬くなると、つま先を下に下げた底屈状態で筋肉が育ってしまいます。つま先が下がるとすねが後傾して、お尻が下がり、上半身がバランスをとって前に出るか、ヒラメ筋が硬くなると、膝が反り過ぎてしまうことにより、反り腰になるパターンもあります。筋緊張が高くなり過ぎる状態で、ふくらはぎが細くなることもあります。これは大きな関節運動による筋活動がないために起こります」
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