「肉巻きおにぎり」のレシピも紹介(画像:『禁断の爆速ごはん』)
「自炊ハードルを地の果てまで下げにいく」――斬新なコンセプトで、冷蔵庫にあるものであっという間に出来上がる爆速レシピを数々と考案するおよねさん。2021年末に料理に関する発信を始めてから、あっという間にTikTokとInstagramのフォロワーが計29万を超える人気料理家となった。
かつては、家庭と仕事の両立に悩むワーママだったが、夫が突然無職になったことをきっかけに「夫婦で納得できる生き方を模索し、今がある」と言う。およねさんが考える、納得できる生き方とは。また、同氏の新著『禁断の爆速ごはん』より抜粋のうえ、超簡単「しいたけシューマイ」「肉巻きおにぎり」の爆速レシピも紹介する。
育児中の“諦め”
「育児中は仕事にやりがいを求めてはいけないのか」――。
およねさんが新卒入社したのは、社員20名程度の福祉系ベンチャー企業だった。企画や採用などさまざまな業務を任され、「夜中まで働くことも多く大変だったが、毎日充実していた」と振り返る。しかし、結婚を経て、妊娠・出産すると状況が変わってしまう。
「時短勤務で復職しましたが、仕事量は出産前と変わらない。夫も多忙だったため、実母に子守をしてもらい、土日も持ち帰り仕事をしていました」
仕事と育児の両立のために無理をし続ける毎日に挫折し、復職後半年で逃げるように転職。定時帰り可能で持ち帰り仕事なしの職場で、採用アシスタントの仕事に従事した。
「転職後は、子どもとの時間を確保できるようになった反面、自分じゃなくてもできる仕事に物足りなさを感じるようになって。やりがいを感じられないまま、40代になって良いのかという不安がありました」
一方、子どもの急な体調不良や保育園からの呼び出しもあるなか、自分にしかできない仕事を全うできるかと言われると、「現実的に難しい」と考えた。
「育児中は、仕事にやりがいを求めてはいけない」という諦めと、キャリアへの不安を抱えたまま、2人目を妊娠・出産。育休から復職したタイミングで念願だった異動を打診されたが、コロナ禍により異動が急遽白紙になってしまった。
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