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Saturday, July 9, 2022

Dr.中川のがんのヒミツ:メリット多い放射線治療 - 毎日新聞

筆者の後ろにあるのは放射線治療装置「リニアック」。がんの場所や種類に応じ、放射線の方向や強弱などを調整して治療できる=東大病院で(本人提供)
筆者の後ろにあるのは放射線治療装置「リニアック」。がんの場所や種類に応じ、放射線の方向や強弱などを調整して治療できる=東大病院で(本人提供)

 <くらしナビ ライフスタイル>

 がんはわずかな知識で運命が変わる病気ですから、学校で教えておくべき課題です。私は14年も前から、全国の100カ所以上の学校(主に中学校)でがんの授業をしてきました。政府のがん対策推進協議会でもその必要性を訴え、ようやく中学と高校の保健体育の学習指導要領に「がん教育」が明記されました。中学では昨年度から、高校では今年度から実際の授業が始まっています。

 私の授業では、事前事後にアンケートをとりますが、子どもたちは「がん治療=手術」というイメージを持っています。誰に習ったわけでもないでしょうから、マスメディアの影響が大きいのだろうと思います。たしかにテレビドラマでは、がんなどの難しい病気は手術室で治すという設定になっていることがほとんどです。

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