Pages

Sunday, April 10, 2022

1ドル=125円台が再び視野に…プロが目を光らせる「円安メリット株」5選! - 現代ビジネス

喜んでばかりもいられない輸出企業

photo by iStock

円安が再び加速してきた。日米金利差の拡大で「1ドル=125円台」が再び視野に迫りつつある。輸出企業の22年度の想定為替レートは「1ドル=111円93銭」とされる。ここだけをみれば大幅な収益増加が期待できそうだが、喜んでばかりもいられない。

日本経済新聞では「為替が1ドル=120円、原油が1バレル130ドルなら、22年度は16兆円の経常赤字になる」と試算し、2022年度の経常収支が42年ぶりの赤字に転じる可能性を示した。これは「円安」のメリットよりも「資源高+円安」のデメリットの方が勝りつつあることを意味する。

コスト高の側面からは、円安は原油高とともに警戒水域に達している。「輸出関連株=円安メリット株」という単純な構図が描きづらいなか、3月は海外投資家による日本株の月間売越額が1年半ぶりの規模(2兆4847億円)に膨らんだ。日本企業の輸入依存度の高さを突かれた恰好だ。

一方、円安とともに株安が同時進行したことで、再び見直し余地を高めた銘柄もある。円安メリット株のなかでも、相対的にコスト高の影響を受けづらい銘柄がそのひとつとなろう。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 1ドル=125円台が再び視野に…プロが目を光らせる「円安メリット株」5選! - 現代ビジネス )
https://ift.tt/38Ssz56

No comments:

Post a Comment