新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級王者鷹木信悟(39)が17日、1月8日に神奈川・横浜アリーナで行われる対抗戦「WRESTLE KINGDOM 16 in 横浜アリーナ」について「ノアにメリットはあっても新日本にそこまでメリットがない」とぶった切った。 

オンライン形式で行われた対戦カード発表会見に出席。ロス・インゴ・ベルナブレス・デ・ハポン勢として、GHCヘビー級王者中嶋ら金剛勢と10人タッグマッチで戦うことが決まった。

コメントを求められた鷹木は「新日のドーム5大会がノアの80大会がほぼ同じぐらいだった」と、自ら21年の両団体の集客数を引き合いに出し、「(新日には)あんまりメリットはない」と一蹴。その上で「ただ俺は新しい刺激がすごい好きなんでね」と笑みを浮かべた。

ノアのチャンピオン中嶋は、同じ04年デビューで、過去2度の対戦で2敗している難敵だ。配信で試合を見ることもあると明かし、「プロレス観的なものは相通じるものがあるんじゃないか」と分析。「中嶋のかっちゃんの蹴りはホント痛くて腹が立つ。俺は何倍にもして返す」と、約10年ぶりとなる再戦で倍返しを誓った。

中嶋に「今日久々に会いましたけど怖さを感じない」と返されると「1・8、鷹木信悟の怖さをとことん教えてやるよ」と力を込めた。

ノアが新体制に移行した16年11月以降は交流がなく、両団体が戦うのは約5年ぶり。同大会はABEMAのPPV(ペイ・パー・ビュー)で生配信される。