本記事は楽天証券が提供する「トウシル」の「TOP 3分でわかる!今日の投資戦略」からの転載です。 今日のポイント 長期保有銘柄は貸株(かしかぶ)に出して貸株金利を得た方がいい 貸株サービスについての誤解 「株主優待・予想有配優先」を選択して貸株すれば配当金も株主優待も得られる 気をつけるべきデメリット:「継続保有特典」のある株主優待で「継続保有」の地位が失われるリスクに注意 これら4点について、楽天証券経済研究所 チーフ・ストラテジスト 窪田真之氏の見解を紹介する。 今日は「貸株サービス」(注)について解説する。以下は要約になる。 注:楽天証券の貸株には「貸株サービス」と「信用貸株」があるが、今日のレポートでは「貸株サービス」に絞って説明する。 <貸株(かしかぶ)のメリット> お持ちの株式を貸株に出すと貸株金利が得られる 貸株中の銘柄もいつでも売却可能。普通に売り注文を入れるだけ <貸株のデメリット> 貸株をしたままだと配当金や株主優待が得られない →「株主優待・予想有配優先」を選択して貸株を行えば、権利確定日だけ自動的に貸株が皆さまに返却されるので優待・配当金を得られる。 継続保有特典付きの株主優待銘柄を長期保有している場合、その銘柄は貸株をしない方が無難。「株主優待・予想有配優先」で貸株をしていても、継続保有特典が失われる可能性があるからだ 楽天証券の信用リスクがある →貸付した株券などは投資者保護基金による保護の対象にならない。
長期保有銘柄は貸株に出して貸株金利を得た方がいい 貸株サービスとは、保有している株を楽天証券に貸し出すことで期間に応じた金利が受け取れるサービス。簡単に言うと、株のレンタル料がもらえるということ。 例えば、貸株金利が年率1.0%の銘柄を200万円貸し出した場合、1年間で2万円の金利が得られる。 楽天証券は、皆さんから借り受けた株式を機関投資家などに貸すことで貸株金利を得ている。その中から皆さんに金利を支払っている。 2021年5月31日現在、楽天証券が貸株サービスの対象としている銘柄は全部で4172銘柄ある。うち、貸出金利が年率1%を超えている銘柄が537銘柄ある。 貸株サービスの貸出金利の下限は年率0.1%(信用貸株では0.05%)。貸出金利は毎週見直している。最新の貸株金利は以下で確認できる。 ・最新の貸株金利
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