
年収が多くなれば、住宅ローンの借り入れ可能額も多くなるため、夫婦で住宅ローンを検討している方も多いのではないでしょうか。しかし、住宅ローンを夫婦で組む場合、気を付けなくてはいけないポイントもあります。 今回この記事では、住宅ローンを夫婦で組む方法や条件・メリットなどを詳しく解説します。ぜひ、これから住宅の購入を検討している方は、参考にしてくださいね。
住宅ローンを夫婦で組む2つの方法
住宅ローンを夫婦で組む方法は、収入合算とペアローンの2つがあります。まず、それぞれの方法について知っておきましょう。 ■収入合算 収入合算とは、夫婦の収入を合算した金額で住宅ローンを申し込む方法です。夫婦以外にも両親や子どもなどの、近親者であれば申し込みすることができます。ただし、友人など近親者ではない方は対象外です。 また、収入合算には「連帯保証型」「連帯債務型」があります。収入合算者が連帯保証人となるか、連帯債務者になるかでもろもろの条件が変わってきます。 ■ペアローン ペアローンとは、購入物件に対して夫と妻それぞれがローン契約を行い、お互いに連帯保証人となる借り入れ方法です。債務者は2名までで、夫婦以外にも同性パートナーや親子でも組むことができます。 また、ペアローンは、夫婦がそれぞれ住宅ローン契約を結ぶため、手続きに必要な書類も契約ごとに用意しなくてはいけません。書類不備にならないように、必要なものをチェックして忘れずに準備しておきましょう。
収入合算の条件とは?
収入合算とペアローンの違いについて理解したところで、この見出しでは収入合算の条件やメリット・デメリットについて見ていきましょう。 収入合算の主な条件は、以下を参考にしてください。 1.収入合算に指定できる方(配偶者・直系親族) 2.申込時の年齢が70歳未満 3.申込者と同居される方 4.連帯保証人・連帯債務者となる方 ただし、3に関しては購入物件がセカンドハウスやご親族が暮らすための住居であるなど、条件によっては同居しなくてもよいケースがあります。 ■収入合算のメリット 収入合算のメリットには、以下で挙げるものがあります。 ・ご自身の収入以上の物件が購入できる ・主債務者か連帯債務者に万が一のことがあった場合、残債が返済される 収入合算の一番のメリットは、収入を合わせることで高い物件を購入できるという点です。また、借入額が大きくなるので、その分住宅ローンの控除額も増えます。 さらに、主債務者か連帯債務者のどちらかに万が一のことがあった場合、団体信用生命保険で残債が返済されるので、以後の住宅ローンはなくなります。家族にローンが残らないので、返済に苦労する、失うなどのリスクが無くなるでしょう。 ■収入合算のデメリット 次に、収入合算のデメリットについて見ていきましょう。 ・どちらかの収入が減った場合、ローンの返済負担が重くなる ・連帯保証人に万が一のことがあっても、残債は返済されない 収入合算をすれば、ご自身の年収よりも高い金額のローンが組めるのはメリットですが、どちらかが働けなくなった場合に返済負担が重くなるリスクがあります。 また、団体信用生命保険は連帯債務者には適用されますが、連帯保証人には適用されません。万が一のことがあった場合でも、残債は返済されないためローンの支払いは続きます。
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