2020年09月13日11時37分
アザレンカのバックハンドがネットに掛かって試合が終わり、大坂は目元を押さえて感極まった表情を浮かべた。コートに寝転び、「偉大な選手たちがああして見た景色を、自分も見たかった。素晴らしい時間だった」。喜びに浸った。
得意のリターンから流れをつかんだ相手に圧倒され、第1セットはわずか26分で落とした。第2セットも早々にブレークを許したが、「決勝で1時間以内で負けたら恥ずかしい。できるだけのことをやろう」。粘り強くラリーで相手を動かして自分のペースに持ち込み、直後にブレークバック。サーブの精度が落ち、ミスが目立ち始めたアザレンカを、今度は力強いストロークで押した。第2セットを物にすると、最終セットはラリーから強烈なバックハンドを決めて先にブレーク。主導権を渡さなかった。
第1セットで13本記録した凡ミスは、第2セット以降は5本、8本と安定。大会を通して光った要所でのミスの少なさを、フィセッテ・コーチは「フットワークの向上」とみる。ツアー中断期間に強化し、同コーチは「ボールに対して、しっかりした位置を取れるようになった」と評価する。
観客のいない表彰式では、トロフィーを穏やかな笑顔で掲げた。「2年前よりも今は多くのことに気付き、より優れた選手になれたと感じている」。前回とはまた違う、重みのある勝利になった。(ニューヨーク時事) ![]()
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September 13, 2020 at 09:37AM
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勝利引き寄せたフットワーク 大坂「成長の2年」実感―全米テニス - 時事通信ニュース
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