
後閑愛実&ゆき味「看取りのチカラ」
大切な人を看取(みと)るとき、人は何を思い、看取りは、残された人々にどんなチカラを与えてくれるのか。後悔しない看取りについて、現役の病院看護師、後閑愛実さんが、ゆき味(み)さん作画の漫画と文章でつづります。
大切な人と過ごす最期の時間
最初から親を看取(みと)る覚悟のある人なんていません。死への道を隣で伴走しながら、覚悟は徐々についていくものです。たとえ厳しく過酷な道を選んだとしても、それも必要な過程なのです。
人間の悩みの多くは、「あのとき、ああしておけば」という後悔か、「これからどうなるのだろう」という未来への不安です。ですが、大事なものは、いま目の前にあります。五感で感じることができるのは、いまあるものなのです。大切な人と過ごす時間や、穏やかな表情、温もり、声、そういう五感で感じられるものを大事にしてほしいと思っています。
死はいつ訪れるか正確な予想がつきませんので、息を引き取る瞬間に立ち会うためには、ずっとそばで付き添っていなければなりません。しかし、患者にしてみれば、24時間、四六時中監視されていたら、落ち着けるでしょうか。
状態が悪い、そろそろ息が続かなくなると思われたら、急性期の病院では心電図モニターを装着して監視するでしょうが、緩和ケア病棟ではモニターも着けないことが多いです。
死ぬということは、死ぬまで生きることです。日々の生活は、最期までその人の人生の一部です。息を引き取る瞬間に家族が立ち会うことが、重要視されがちです。しかし、大事なのは本人が最期まで穏やかに過ごせるように支えることです。
たとえば、病室にモニターがあると、医療者も家族もモニターの数値ばかりを気にするようになります。私の勤める療養病棟では、心電図モニターは着けますが、波形や数値はナースステーションで見ることができる仕組みになっており、ベッドサイドで常に数値が表示されているということはありません。数値を気にするよりも、家族には、いま目の前にいる大切な人の表情や様子などから、一緒に穏やかなときを過ごすことを気にしてほしいからです。あなたの大切な人が穏やかに最期まで過ごせることを願っています。
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June 05, 2020 at 08:25AM
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「看取りのチカラ」 臨終で感じる大切なもの(読売新聞(ヨミドクター)) - Yahoo!ニュース
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