今後、栗原勇一郎被告（４２）の更生に携わる見通しとなっている加害者やその家族の支援団体、「ワールドオープンハート」の阿部恭子理事長は、判決を前にした１７日千葉刑務所の中にある拘置施設で被告と接見しました。
被告の様子について阿部理事長は「落ち着いている様子で穏やかな口調で話をしていた。両親や妹の話をすると涙ぐむ場面もあった」と話していました。
また、これまでの接見では、心愛さんに対して「自分がしてしまったことなので申し訳ない」と述べていたほか、裁判については「自分の主張が伝わっていないのではないか」などと話したこともあったということです。
阿部理事長は「虐待についての認識が犯行当時と変わっておらず、更生に向けての課題は大きいと感じる。虐待について本人と社会的な概念の間にずれがあり、それを埋めるような教育などが必要だ。被告本人は更生に向けた支援を求めているので、本を読んでもらったり、子どもの立場になってどういう言動が怖いと感じるか考えてもらったりして必要とする情報や知識を入れていきたい」としています。
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March 19, 2020 at 04:13AM
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虐待死事件判決前に被告の様子は｜NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
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