「ちょっとメリットの方が上」小児用ワクチンの効果や副反応について専門家の見解は？【高知】
情報掲載日: 2022年3月3日(木)
受けさせるか迷いを持つ人が多い小児用ワクチンの効果や副反応について県感染症対策協議会の会長を務める吉川医師はー
県感染症対策協議会会長・吉川清志医師「子供に少量ワクチンを注射しても免疫の上がり方は大人と同じくらいに上がっているということがわかっています。安全性についても副反応の状態は注射量が少ないということもあってそれほど強い副反応は起こっていない」
ワクチンの副反応として若い大人世代の心筋炎や心膜炎などが報告されていますが小児用については…
吉川清志医師「子供のワクチンによる心筋炎の反応はそれほど多くない。そして軽くてみんな治ったということが言われています。一方でコロナにかかった時の心筋炎はある一定割合起こりまして、ワクチンの頻度よりも一定年齢よりも上ですけどそれは多いと言われています」
副反応と感染時との症状をくらべると接種する方がメリットがあると吉川医師は見ています。
吉川清志医師「高齢の方がコロナになって重症になっている。それと同じことが子供さんでも基礎疾患を持っておればそうなるわけですから受けた方がいいですし、周りにそういう方がいる場合にも子供さんから感染するということが今は起こっていますので受けた方がいいと思います。メリットデメリットを考えたらやはりちょっとメリットの方が上なんじゃないかなと考えています。これはいろんな考え方がありますのでやっぱりそれぞれの家庭でしっかり話し合って決めていただきたい」
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