
巨人が、新型コロナウイルスの水際対策によって原則2月末まで入国できない新規外国人選手を対象としたミニキャンプを米国内で行うことが20日、分かった。2月中旬から米アリゾナ州トゥーソンにアンドリース、ポランコ、ウォーカーの新助っ人陣を招集し、約2週間の合同トレを行う。日本からもスタッフを派遣し、練習量や強度をきっちり管理する方針で、コンディションアップにつなげる。昨季は同様の来日の遅れた助っ人陣の状態遅れが響いただけに、柔軟な発想から生まれた秘策で対応する。巨人担当キャンプの西村茂展記者が、狙いを読み解いた。
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まさに逆転の発想と言うべきか。来日ができないなら、現地でキャンプを張ればいい。「その手があったか!」とうなずくばかりだ。
メリットは多岐にわたる。選手にとって整えられた環境を与えられることで、よりトレーニングに集中できる。新助っ人陣はおそらく、メジャー時代の同僚、仲間などと自主トレを行うはずだが、それではメジャーキャンプの始まる2月中旬以降は単独トレとなってしまう。そんな不安の解消にもなり、複数人で行えることで士気も高まる。
球団にとっても1か所で全ての新助っ人を観察できることになり、練習メニューの量や強度の管理も可能。昨年は練習の映像などが送られてきたというが、そうした選手側からの一方的な報告ではなく、実際に見た、確かで詳細な状態が沖縄で2次キャンプを送っている首脳陣の元に届く。一石二鳥どころの話ではない。(巨人担当キャップ・西村 茂展)
からの記事と詳細 ( 【巨人】メリット多い米キャンプ 選手はトレーニングに集中、球団は状態の詳細が届く - スポーツ報知 )
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