
お得に資産運用ができると話題のNISA。しかし、「NISAにもデメリットはあるのでは?」「NISAを始めて本当に大丈夫?」と悩む人は少なくないでしょう。 NISAは、運用益が非課税になるのが大きなメリットです。一方で、損失が出たときのリスクは状況によって大きなものになるかもしれません。 この記事では、NISAの基礎知識とデメリット、注意点を解説します。NISAを始めるか迷っている人は、ぜひ判断の参考にしてください。
資金運用がお得にできるNISAとは
NISA(一般)とは、毎年120万円を上限に配当金や譲渡益が最長5年間非課税になる制度です。お得に投資を始めることができるので、投資初心者におすすめと言えるでしょう。 NISAにはつみたてNISAもありますが、つみたてNISAは上限額が40万円、非課税期間が20年あるのが大きな違いです。また、つみたてNISAで購入できるのは長期投資に向いた投資信託のみです。 なお、NISA(一般)とつみたてNISAは、どちらか1つしか選ぶことができません。 ■NISAで資金運用するメリット NISA(一般)には毎年120万円もの非課税枠があるのに加え、以下のようなメリットもあります。 ●投資対象商品が豊富 ●非課税期間終了後ロールオーバーができる NISA(一般)では、投資できる商品の幅が広く自分の買いたい株式・投資信託などを購入できます。さらに、ロールオーバーをして利益の出る銘柄の長期保有も可能です。 ロールオーバーとは、5年の非課税期間が終了した銘柄について、翌年の非課税投資枠を使うことで非課税期間を延ばせる制度です。ロールオーバーをすることで最長10年の保有ができるので、資産が増えた場合は非常にお得です。 以上のメリットから、NISA(一般)は非課税枠を生かしながら自分のスタイルで投資したい人に向いているでしょう。
NISAのデメリット・注意点
NISAには大きな魅力があるものの、事前に意識しておきたいデメリット・注意点もあります。ここからは、以下のとおりNISAのデメリットを解説します。 ●非課税期間が決まっている ●非課税枠の繰り越しができない ●一般・特定口座との損益通算ができない ●これまでに一般・特定口座で保有している株式・投資信託などを引き継げない ●金融機関によってサービス内容が違う NISAをうまく自分の投資に生かせるよう、しっかり確認しておきましょう。 ■非課税期間が決まっている NISA(一般)は2023年までの制度であり、それ以降は制度を生かせません。しかし、2024年から新たに始まる新NISAには引き継ぐことが可能です。NISA(一般)をこれから始める人は、今後詳しく発表される新NISAの情報についても気を配りましょう。 ■非課税枠の繰り越しができない NISAでは、その年に使い切っていない非課税枠があっても翌年以降に繰り越しできません。非課税枠を最大限使うには、毎年新規投資をする必要があります。 ■一般・特定口座との損益通算ができない NISA口座は、他の口座と損益通算ができない独自のものです。NISA口座で出た損失は税務上ないものとみなされるため、損失を利益と相殺して支払う税金を抑えることはできません。 一方、NISAではない特定・一般口座の場合、損失を翌年に繰り越して節税できます。リスクの高い投資をする場合、NISAは向かないでしょう。 ■これまでに買った株式・投資信託などを引き継げない NISAでは他の口座との損益通算ができないため、これまでに一般・特定口座で買った株式・投資信託などを引き継げません。NISAの非課税枠を使いたい場合は、NISA口座で新しく株式・投資信託などを買う必要があります。 ■金融機関によってサービス内容が違う NISAのサービスを提供している金融機関は多いため、時間をかけて比較・検討する必要があります。非課税枠はどの金融機関も同じですが、選べる商品、手数料は異なります。自分の希望に沿った金融機関を選びましょう。 また、NISAでは引っ越しを理由に口座を移すことができません。そのため、引っ越しの可能性がある人は全国に支店のあるメガバンクか、ネット銀行がおすすめです。
からの記事と詳細 ( NISAにデメリットはある? 利用の注意点やメリットを生かした活用法を解説(ファイナンシャルフィールド) - Yahoo!ニュース )
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