
今や93%以上の利用率となっているETC。中でも、機能強化されたETC2.0は、通行料金の決済以外にもさまざまなサービスが受けられるのをご存じだろうか。ETC2.0を購入、利用した時に受けられるお得なサービスをまとめてみた。 【写真で解説】ETC2.0限定のお得キャンペーンとは?
ETCとETC2.0の違いとは
2001年のETC本格導入から20年が経過した。今やETCの利用率は93%を超え、高速道路利用時の必須アイテムになっていることは疑いようもない。一方で、新規格であるETC2.0は2016年の導入以来、国交省などが普及に取り組んできたが、利用率は2021年1月時点で未だ3割に満たない。 では、ETCとETC2.0の違いはどのようなものだろうか。ETC2.0は、全国の高速道路に設置された約1700か所の通信スポット「ITSスポット」において、高速かつ大容量のDSRC(※)通信が行える。これにより、料金支払い機能のほかに、高速道路上の渋滞・規制情報や災害情報などの運転支援情報を得ることができるようになった。 例えば、渋滞情報はITSスポットからの道路交通情報がリアルタイムで配信され、ETC2.0対応カーナビゲーションが装着されていれば、その情報を考慮したより最適なルート選択が可能になる。規制や災害情報についても、ルート上の要注意箇所について音声や画像による注意喚起を行ったり、災害発生状況などの情報が随時配信される。 ※専用狭域通信の略称。限られたエリア内で高速、大容量の通信が行える。
ETC2.0導入で助成金や割引サービスを受ける
ETC2.0の現在利用可能なサービスについてまとめてみた。 ◆メリット1. 高速道路からの一時退出ができる 道の駅利用のための一時退出をしても、目的地まで高速道路を降りずに利用した場合と同じ料金で継続利用ができる。このサービスは現在実証実験中のもので、対象は全国23か所の道の駅限定。 対象の道の駅付近では、「乗り直し 料金据置」の案内標識が出ているので目印にすると良いだろう。もしくは、ITSサービス高度化機構のWebサイトでも確認可能だ。(https://www.go-etc.jp/michinoeki/)利用条件は以下の通り。 【高速道路からの一時退出利用条件】 ETC2.0搭載車が対象(全行程で同一のETCカードを利用) 対象のICもしくはスマートICでの乗り直しかつ順方向のみ料金据え置きとなる。 対象の道の駅に必ず立ち寄ること。その際には、国道側から道の駅に進入する必要がある。 高速道路に戻る際には、ICもしくはスマートIC退出後、3時間以内に同一のICから再流入する必要がある。 ◆メリット2. 中京圏ならETC2.0車載器購入費の助成を受けられる さらに、2021年4月1日から、NEXCO中日本と名古屋高速道路が共同で2.0車載器購入を助成するキャンペーンを実施している。愛知・岐阜・三重県内の対象店舗にてETC2.0車載器を購入した人には購入費用1万円を助成、さらに、ETC車載器未設置の車両へETC2.0を設置した人には先着で毎月2500名にQUOカード1万円分がプレゼントされる。キャンペーン詳細については以下の通りだ。 【中京圏ETC2.0車載器購入助成キャンペーン詳細】 ■実施期間:2021年4月1日(木)~7月31日(土) ■内容: (1)ETC2.0車載器(新セキュリティ対応)購入費1万円助成 (2)QUOカード1万円分プレゼント(毎月先着2500名、計1万名) ■対象: (1)期間中に愛知・岐阜・三重県内のキャンペーン取扱店舗(※)で指定の「中京圏ETC2.0車載器購入助成キャンペーン申込書」に記入の上、新たにETC2.0車載器(新セキュリティ対応)の購入・セットアップ・取り付けをした人(※ETC2.0車載器未設置の車両に限る) ※対象店舗は、「中京圏ETC2.0車載器購入助成キャンペーンWEBサイト」(https://www.chukyo-etc2josei.jp/)で確認可能。 (2)キャンペーン1対象者のうち、ETCまたはETC2.0車載器未設置の車両へ取り付けをし、WEBアンケートに回答した人 再セットアップまたは旧セキュリティのETC2.0車載器はキャンペーンの対象外だが、(1)においてはETC車載器からの付け替えも対象となる。また、ほかのETC車載器購入助成を受けた車両も対象外となる。 ◆メリット3. ETC2.0だけの圏央道割引が適用される ETC2.0搭載車両で、圏央道と新湘南バイパスを利用した際に約2割引きの通行料金割引を受けられるサービス。割引料金は、高速道路の地方部区間の料金水準(例:普通車の場合は24.6円/km)の料金から割引される。対象区間などの詳細は以下の通り。 【圏央道割引詳細】 ■対象区間:圏央道(茅ヶ崎JCT~海老名JCT、海老名~木更津JCT)、新湘南バイパス(藤沢~茅ヶ崎JCT) ■割引の適用条件:ETC2.0搭載車両で無線通信により走行すること 割引後料金の一例については以下表にまとめた。 (1)大井松田⇔相模原(44.9km) 車種ETC2.0以外/ETC2.0 軽1230円/1150円 普通1500円/1390円 中型1770円/1650円 大型2370円/2200円 特大3840円/3550円 (2)入間⇔境古河(62.1km) 車種ETC2.0以外/ETCETC2.0 軽1780円/1510円 普通2180円/1850円 中型2580円/2180円 大型3490円/2940円 特大5710円/4790円 (3)つくば中央⇔神崎(34.4km) 車種ETC2.0以外/ETC2.0 軽1040円/910円 普通1280円/1100円 中型1510円/1280円 大型2010円/1700円 特大3280円/2720円 (4)松尾横芝⇔木更津東(59km) 車種ETC2.0以外/ETC2.0 軽1690円/1430円 普通2070円/1750円 中型2450円/2070円 大型3300円/2780円 特大5400円/4530円 ◆メリット4. 事業者向けには大口・多頻度割引が適用される 大口・多頻度利用を対象とした割引制度も用意されている。ただし、この制度を利用するには、NEXCO3社(NEXCO東、中、西日本の各社)のいずれかに利用申し込みをした後、各社から貸与されるETCコーポレートカードを利用する必要がある。対象はETC搭載の事業用車両で、ETC2.0搭載車の場合はETC搭載車よりも高い割引率が適用される。割引率などの詳細は以下の通り。 【高速自動車国道の大口・多頻度割引】 ●車両単位割引 自動車1台ごとの1か月の高速自動車国道の利用額に対し、以下の割引率を適用する。 ▼車両単位割引の割引率(括弧内はETC2.0の割引率) 利用額合計割引率 5000円を超え、1万円までの部分10%(20%) 1万円を超え、3万円までの部分20%(30%) 3万円を超える部分30%(40%) ●契約単位割引 1か月の高速自動車国道の利用額の合計が500万円を超え、かつ自動車1台あたりの利用額が3万円を超える場合に適用される。割引率は、当該月の高速自動車国道利用額の合計から10%。 【一般有料道路の大口・多頻度割引詳細】 ●車両単位割引 自動車1台ごとの1か月の一般有料道路の利用額に対し、以下の割引率を適用する。 ▼車両単位割引の割引率(括弧内はETC2.0の割引率) 利用額合計割引率 5000円を超え、1万円までの部分10%(20%) 1万円を超え、3万円までの部分20%(30%) 3万円を超える部分30%(40%) ●契約単位割引 1か月の一般有料道路の利用額の合計が500万円を超え、かつ自動車1台あたりの利用額が3万円を超える場合に適用される。割引率は、当該月の一般有料道路の合計から5%。 なお、現在割引対象となる一般有料道路は京葉道路、東京湾アクアライン、圏央道、新湘南バイパスの4路線。また、このうち、車両単位割引のETC2.0に利用される割引率が適用されるのは2022年3月末までとなっている。
からの記事と詳細 ( 高速料金がお得に! 「ETC2.0」導入のメリットとは?(くるくら) - Yahoo!ニュース - Yahoo!ニュース )
https://ift.tt/3dBCWUf
No comments:
Post a Comment