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Saturday, January 2, 2021

劇的に進化したAQUOS sense4をレビュー。その実力とメリット・デメリットに迫る! - Engadget日本版

シャープの最新コスパ4Gスマホ「AQUOS sense4」。5.8インチIGZOディスプレイ採用、ハイミドル向けチップセット(SoC)であるSnapdragon 720G搭載、望遠・広角を含むトリプルカメラを備え、安心のIP68防水防塵・耐衝撃、おサイフケータイにも対応、価格は驚異の3万7224円(税込)となっている。

今回は、ドコモ版「AQUOS sense4」を使ってわかった低価格な”だけ”ではない最強コスパ4Gスマホのメリット・デメリットに迫りたい。

注釈:AQUOS sense4の外箱
AQUOS sense4の付属品

パッケージはコンパクトで「AQUOS」と正面に刻まれている。付属品は、「AQUOS sense4」本体、説明書がセット。ACアダプタや充電ケーブルは付属していないのが惜しい点だ。

AQUOS sense4の前面デザイン

AQUOS sense4は、約5.8インチフルHD+(2,280×1,080)IGZO液晶ディスプレイ搭載。上部にU字型ノッチを採用、従来モデルよりもベゼル幅が狭くなり、画面占有率が大幅に向上している。今までよりも見やすく、動画鑑賞やゲームも快適にできるようになった。

AQUOS sense4のカラーラインナップ

「AQUOS sense4」のカラーラインナップは、ライトカッパー、ブラック、シルバー、ライトブルーの4色に加え、ドコモオンラインショップ限定カラーのレッド、ブルー、イエローを含めた合計7色展開になっている。誰でも選びやすい豊富なカラーラインナップは間違いなく魅力である。

AQUOS sense4の背面デザイン

今回、レビューしているのは「AQUOS sense4」のドコモオンラインシャップ限定カラーレッド。鮮やかな赤色で、ずっと見ていたくなる美しいカラーとなっている。背面は、前モデルのAQUOS sense3同様にサラサラとした質感で指紋がつきにくい素材だが、全体の印象はグッと変わり高級感が増している。

AQUOS sense4の側面右には、「音量ボタン」、「Googleアシスタントボタン」、「電源ボタン」
AQUOS sense4の側面左には、SIMピンが必要ないタイプの「SIMスロット」
AQUOS sense4の側面下部には、「マイク」、「Type-Cコネクタ」、「スピーカー」  
AQUOS sense4の側面上部には、「イヤホンジャック」、「マイク」

AQUOS sense4は、モノラルスピーカーを採用している。Googleアシスタントボタンは今回のモデルから搭載となり、エモパーなどのショートカット機能を利用できるが、好きなアプリなどを割り当てることは現状できない。

AQUOS sense4を持ってみた

肝心の使い心地については、まず背面がラウンドしているため手にフィット感があり持ちやすい。画面サイズが大きくなったことで片手操作だけで完結することは難しいが、上部のベゼルが狭くなったことで表示領域が広くなり、Webブラウジングや動画鑑賞などが格段にしやすくなった。

AQUOS sense4は大容量バッテリー4,570mAh搭載

前モデルからわずかに重くなっており、長時間利用時には少し重さを感じる。その代わりにバッテリー容量が大きくなり、電池持ちもすごく良いため一日中気にせずフルに使うことができるのは嬉しいポイントだ。

「AQUOS sense4」を使うメリット・デメリットは?

AQUOS sense4を使うメリットとデメリット

「AQUOS sense4」を使うメリットとデメリットを確認していきたい。

メリット

・4万円以下とは思えない充実した性能と仕様

・選べるカラーが豊富

・1日以上持つ安心の長持ちバッテリー

・ストレスのない快適な動作レスポンス

・顔認証と指紋認証どちらにも対応

・カメラ性能が大幅に向上

デメリット

・従来モデルよりも重くなっている

・暗所撮影が物足りない

・Googleアシスタントボタンの使いみち

AQUOS sense4はコスパが良い

「AQUOS sense4」は低価格とは思えないほど欲しい性能・機能・仕様が揃っている。前モデルのAQUOS sense3から特に変わったと感じたのは動作で、アプリの起動や切り替えが「あっ!」と思うほど快適になっており、日常的に使う上で不満のないレスポンスに仕上げられている。また、安心の防水防塵やおサイフケータイ搭載という仕様も、スマホを選ぶ上での欠かせないポイントのひとつだ。

AQUOS senseシリーズ初のトリプルカメラ搭載

「AQUOS sense4」はカメラがすごい。前モデルからさらに実用的に、かつ綺麗な写真が撮れるように進化した。また望遠レンズが加わったことで、senseシリーズ初の3眼構成となっている。

AQUOS sense4の標準カメラで撮影
AQUOS sense4の広角カメラで撮影

標準カメラはこれまでよりも明るく、しっかりとした色味で鮮明な写真を撮ることができる。広角カメラは、広範囲を撮影できるのはもちろん、歪みも少ない印象。標準カメラと比べても色味がほぼ変わらず良く表現できている。

AQUOS sense4の望遠カメラ(光学2倍)で撮影
AQUOS sense4のデジタルズーム最大16倍

注目して欲しいのは、望遠カメラ。光学2倍は、使いやすく遠くの被写体にグッと寄って撮影ができる。被写体の質感をよく捉え、暗くなりすぎず色味の表現もしっかり出来ているのには感心した。

 花の写真を見てもらえると分かりやすいが、上手くボケ味を表現した写真が撮れるのにも驚いた。

上がAQUOS sense3、下がAQUOS sense4の暗所撮影

暗所・夜景に関しては、前モデルよりもかなり明るく撮れるようになった。ただし写真の荒さが目立つため、夜景に関しては強いと言えない。このあたりは、次期モデルへの課題と言えるだろう。

「AQUOS sense4」の魅力のひとつである、超長持ちバッテリー。朝から晩まで使っても50%以上電池残量が残っていることも多く、Google Mapsを使い3時間程度連続で車載ナビ代わりに使っても100%→82%と電池消耗を抑えられていた。ライトユーザーであれば2日は持つであろうロングバッテリーを実現している。

AQUOS sense4はAQUOS sense3よりも約10g重い

気になるのは「AQUOS sense4」が177gと、前モデルからわずかに重くなった点だ。すごく重いわけではないが、長時間片手で使っていると若干の重さを感じてくる。その分バッテリー容量は大きくなって電池持ちも良いのだが、ある程度の軽さを求めるユーザーからすると、このちょっとの差が気になるのではないだろうか。

「AQUOS sense4」は結局おすすめなのか?

AQUOS sense4はおすすめできる

「AQUOS sense4」はその充実した機能や仕様で、これからAndroidスマホを使おうと思っている人や、多くのライトユーザーに安心しておすすめできる一台だ。

ちょうどよい画面サイズに不満のない動作レスポンス、使いやすいカメラ、超長持ちバッテリー、安心のIP68防水防塵・耐衝撃におサイフケータイまで備え、価格は4万円以下。このクオリティで破壊力のある価格設定だ。ライトユーザーがスマホに求めているものはおそらくこれに全て詰まっているであろう。

 シャープ製品は年々売上を伸ばし、その勢いは止まるところを知らない。去年300万台の売り上げを記録したAQUOS sense3から目を見張る進化を感じる「AQUOS sense4」。手に取ってみればきっと分かる、素直に素晴らしい一台だと筆者は感じた。

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