Pages

Monday, July 27, 2020

ICTを活用した試験のメリット・デメリットとは? フィンランドの教育現場に聞く(EdTechZine) - Yahoo!ニュース

 本連載では、フィンランドの中部、オウル大学大学院でフィンランドのアントレプレナーシップ教育を研究する筆者が、教育ICT先進国とされるフィンランドの教育動向を現地の生の声をもとにレポートします。今回は、コロナ禍で注目され始めた「ICTを活用した試験」について。すでに2019年に高校卒業認定試験(Matriculation Examination)の全科目のデジタル化を完了したフィンランド。その教育現場で聞いた生の声をお届けします。

フィンランドの「試験デジタル化」、その内容は?

 フィンランドでは、学校内の定期試験に加え、2019年より高校卒業認定試験(Matriculation Examination)のすべての科目がパソコンを使ったICT環境で実施されています。今回の記事で注目するのは、後者の高校卒業認定試験。日本でいうとセンター試験のような試験なのですが、これがデジタルで運用されています。どのような経緯で導入され、そして関係者たちは何を感じているのでしょうか。

高校卒業認定試験(Matriculation Examination)とは?

 フィンランド中の高校生が受ける全国共通試験で、日本のセンター試験(大学入学共通テスト)に近しい存在です。基本の4科目に加え、進学を希望する大学の学部にあわせ、科目を選択。進路が決まり切らない場合や複数受験する際は、7科目など多く受ける人もいます。

 実施は春と秋の2回で、全て記述式。1日1科目、試験時間6時間で行われます。会場は、基本的に自身の高校の体育館や講堂です。

どのように運用されているのか?

 決められた日時に、指定された会場で実施されます。自分のノートパソコンを会場に持参し使用する人が大半で、学校からの貸し出しも可能です。

 試験は、インターネットではなく、配付されたUSBを使用して、ノートパソコンを起動させて行います。USBを接続すると、パソコンに入っているウィンドウズのソフトや記録等はすべてロックされ、開けなくなります。インターネット上での試験では技術的なトラブルが発生するため、このような方法が選択されています。オンライン運用(インターネットを活用した試験)というよりは、紙をノートパソコンで代用して行われる試験と言えるでしょう。

Let's block ads! (Why?)



"メリット" - Google ニュース
July 27, 2020 at 08:52AM
https://ift.tt/2CT2CNI

ICTを活用した試験のメリット・デメリットとは? フィンランドの教育現場に聞く(EdTechZine) - Yahoo!ニュース
"メリット" - Google ニュース
https://ift.tt/38gOzMt
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment