
今じわじわと人気を集めている“月経カップ”。しかし、使ってみたいけどちょっとこわい、使い方がわからない、という声も。そこで、日本製の月経カップ「ローズ カップ」の事業責任者である芳野朋美さんに、具体的な使い方やメリット・デメリットなど、気になる疑問をASK。
月経カップとは? メリットとデメリットを解説!
月経カップとは、生理中に膣内に挿入して経血を溜めるシリコン製のカップのこと。一定時間おき、経血が溜まったら捨ててまた装着するという、繰り返し使用できるアイテム。ナプキンやタンポンに比べ、ゴミが出ず環境に優しいという点でも注目が集まっている。 メリット:繰り返し使えて経済的! 生理の不快感も一気に軽減 「繰り返し使えるので経済的、ゴミが出ないので環境に優しい、という2点が注目されているいちばんの理由です。それに加え、生理特有のムレやかぶれ等の不快感やにおいの軽減も女性にとっては嬉しいことかと思います。生理中でも制限なく運動が出来たり温泉やプールにも入れるので、生理であることを忘れるほど! また自分で経血を確認できるので、健康状態がわかるようになる、生理に対する考え方が前向きになる、という見方も強まっています。また正しい使い方をすれば、タンポンなどで問題になっている“細菌感染症TSS(トキシック・ショック症候群)”のリスクも抑えられます(芳野さん)」 デメリット:毎回の消毒が負担と感じるひとも 「着脱に慣れるまでが少し大変なのと、ひとつ5,000~6,000円程度と初期費用がかかります。ただ長い目で見ればそれはすぐに取り返せます。あとは1日ごとに消毒が必要なので、面倒という方もいらっしゃいます」
タンポンとの違いを知ろう! 知っておきたい5つのポイント
同じ膣内に挿入して使用するアイテムとして比較される、タンポンとの大きな違いは? 1.余計なものを吸い取らない 「タンポンも月経カップも膣内に挿入して利用する生理用品ですが、経血の受け止め方が異なります。タンポンは血液以外の水分も吸収してしまうため、生理終了時期に利用すると痛みを感じでしまうことがあります。対して月経カップは経血をカップに受け止めるものなので、水分を吸収してしまうことはありません」 2.長時間利用することができる 「タンポンは、長時間利用すると膣内が乾燥して痛みが発生したり、黄色ブドウ球菌の産生する毒素が原因で起こる、急性疾患TSS(トキシックショック症候群)を引き起こす危険性が高くなるため、8時間以上の使用を禁止しています。対して月経カップは、経血を受け止め膣内の水分量などへの影響が少ないことから、最長で12時間の利用が可能となっています。忙しくて交換する時間が取れないとき、夜にゆっくり寝たいときなどにはぴったりです」 ※急性疾患TSS(トキシックショック症候群)は、不適切な使用で不衛生な状態で放置するなどの状況で発症する可能性がある症状です。月経カップにおいても、説明書をよく読み、長時間の連続使用を避けて清潔な状態でご使用ください 3.地球にもお財布にもやさしい 「タンポンは手間がかからないぶん、利用のたびにゴミが出てしまいます。日本だけで、年間約60億個ものナプキンやタンポンが廃棄されているのはご存知ですか? 女性の生理は一般的に13歳に初経を迎え51歳で閉経すると言われています。13歳から51歳まで39年間続く生理の回数は468回。1回の生理で平均20枚の使い捨て生理用品を使用するとなると、一生で約9,360個のナプキンやタンポンを使うことになります。対して、月経カップは洗って再利用できるため、1回の購入で数年間利用することができます。消毒するなどの手間はかかりますが、ゴミがでないので地球にやさしい商品と言えるでしょう。また、一度買うと数年間は新たに買い足す必要が無いので、お財布にも優しいです」 4.紐がないので清潔 「タンポンの紐は、タンポンを体外に引っ張り出すために使うため、体外にはみ出しています。そのため、タンポンの紐が汚れて気になることがあります。月経カップのステム(取り出し棒)は体内に収まっているため、装用したままトイレに行くことができます。汚れたり落ちてきたりすることがないので清潔を保てます」 5.気になるニオイがしない 「タンポンは雑菌が繁殖しやすいため、ニオイの元になってしまうことがあります。月経カップは膣内で経血を溜めるので、経血が空気に触れないので嫌なニオイがしにくいのも特徴です」
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June 08, 2020 at 04:11PM
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「月経カップ」って何? メリット&デメリットなど、気になる疑問を解説(ELLE ONLINE) - Yahoo!ニュース
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