タクシーの相乗りが解禁されれば、これまでよりも安い料金で目的地へ移動できる可能性があります。今回は、相乗りが現行法で禁止されている理由や今後予測される解禁への動き、相乗りに関連する便利なアプリについて解説します。
タクシーの相乗りが禁止されている理由は?
タクシーの相乗りは、現行法では禁止されています。その理由は、タクシー事業が「1個の契約により国土交通省令で定める乗車定員(11人)未満の自動車を貸し切って旅客を運送する事業」と定められているからです。
つまり、タクシー会社は乗客と1個の契約しか結ぶことができず、複数人の乗客と同時契約することになる相乗りは認められていません。
タクシー相乗り解禁に向けた動き
2019年3月に開催された未来投資会議で、安倍首相がモビリティに関する戦略の一つとして「タクシー相乗り解禁」を取り上げました。これを受け、2019年度中に道路運送法などの整備を行う見通しです。
タクシーの相乗りが解禁されれば、交通渋滞の緩和が見込める他、運転手不足が深刻な地方でのタクシーの有効活用が進むと予想されています。
タクシーの相乗り解禁によって、タクシー業界が活性化することはもちろん、より自由に便利に人々が移動できるようになるでしょう。
タクシーの相乗りができるアプリ
2018年に、相乗り解禁に先駆けて、スタートアップ企業の株式会社NearMe(ニアミー)が同じ方向に行きたい人同士をマッチングするアプリ「nearMe.」を開発しました。
ニアミーのアプリでは、目的地を入力すると位置情報をもとに800メートル圏内で同じ方向を目指すタクシーが抽出され、相乗りした場合の金額が提示されます。その後、メッセージ機能などを使って相乗りする人と合流してタクシーに乗車します。
ニアミーでは、最後までタクシーに乗った利用者が契約者としてタクシー会社にまとめて料金を支払います。支払った利用者は、他の利用者からアプリに登録したクレジットカード経由で相乗り分の料金を受け取ります。
そのため、「1個の契約」とみなされ現行法でも合法になるという仕組みです。今後タクシー相乗り解禁のモデルケースの一つとして、ニアミーのような形態が考えられるでしょう。(提供:ANA Financial Journal)
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