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Thursday, June 30, 2022

節税メリットから考える、塩漬け株の売却タイミング - トウシル

塩漬け株に困っていませんか?

 日本株、米国株とも、特に成長株を中心に株価が大きく下がっています。昨年の秋ごろに成長株を買った方は、そのまま保有を続けていたらかなりの含み損を抱えた塩漬け株になっていると思います。

 成長株の場合、実際に増収増益が続くなど業績が絶好調であっても株価が大きく下落してしまったため、「高成長=株価が上昇する」と信じて持ち続けた方ほどダメージが大きくなっているようです。

 実際、筆者の元にも「塩漬け株が大量にあって困っているんです」という相談が非常に多く寄せられています。

 ただ、筆者は塩漬け株を作らない投資手法なので、塩漬け株の対処法を聞かれても、素晴らしい解決策がないのが実情です。

 極めてシンプルに考えれば、塩漬け株を「売る」か「持ち続ける」かどちらかしかないわけですが、今回はこれを「税メリット」の観点から考えていきたいと思います。

塩漬け株を売却することの効果は?

 塩漬け株を損切りすると、次のような効果が期待できます。

(1)それ以上損失が膨らむことを避けられる
(2)新たなキャッシュが手にはいるため、それを使って他の有望な銘柄に投資できる
(3)節税ができる

 塩漬け株を損切りすることに抵抗がある方も少なくないと思いますが、実は損切りにより数々のメリットもあるのです。

 もし塩漬け株の損失率が20%程度に収まっているとしたら、上記の(1)と(2)の効果を期待して、思い切って売却してしまうのが良いと個人的には思います。

 一方、塩漬け株の損失率が70%とか80%という場合は、すでにかなり株価が大きく下がってしまっているので、あまり(1)や(2)の恩恵は受けられません。それよりは、(3)の節税効果を考えるべきでしょう。

なぜ塩漬け株の損切りが節税になるのか?

 なぜ塩漬け株の損切りが節税になるかと言えば、損切りにより生じた損失を、他の株式などの売却益や配当金と相殺することができるからです。

 損失の額に税率20.315%をかけた金額が実際の節税効果となります。つまり、節税効果により、実際の損失額の約80%に抑えることができるのです。

 例えば100万円で購入した株が80%下落して20万円になっているような場合、損切りにより80万円の損失が生じます。節税効果によりこれの20.315%だけ税金を安くできますので、実際には63万7,480円の損失で収まることになります(手数料などは考慮していません)。

 ただ、当然ながら節税効果が得られるのは、損切りによる損失と相殺できる売却益や配当金が存在する場合のみです。

 損失率が大きい塩漬け株については、損切りしても大してキャッシュが手に入りませんので、税メリットを享受するためにも、いつ損切りするかをよく吟味して、損切りを実行すべきです。

損失率が大きい塩漬け株を売却するのはいつ?

 では、具体的にどのような時に損失率が大きい塩漬け株を売却すればよいのでしょうか?

 もし、現時点で年間通じて実現損が大きくマイナスになっているような場合、塩漬け株を損切りしても差し引ける税金がないため、あまり意味がありません。

 無論、株の売却損は確定申告することで3年間繰り越して、翌年以降の利益と相殺できますが、もし3年間の間に売却損を超える利益が生じなければ、税メリットを生かすことができません。

 そこで良いタイミングとして考えられるのが、大きな売却益が生じた年です。この年に塩漬け株の損切りによる売却損を計上すれば、売却益と相殺して税額を安くすることができます。

 すでに株価が大きく下がってしまっている塩漬け株は、いつ売却してもあまり変わりません。であれば、税メリットを最大限生かすことができるようなタイミングで売却することをお勧めします。

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Tuesday, June 28, 2022

シャンプー/3月~5月花王「メリット シャンプー 詰替」が1位 - 流通ニュース

True Dataが提供するID-POSデータ分析サービス「TRUE DATA」によると、2022年3月~5月の「シャンプー」の購入個数ランキングは、以下の通りとなった。

■シャンプー2022年3月~5月ランキング(購入個数順)
シャンプー2022年3月~5月ランキング

1位は、花王「メリット シャンプー 詰替」340mlとなった。「ダストシールド技術」で、髪に汚れやホコリをつきにくくする。ノンシリコーン処方で、髪と地肌とおなじ弱酸性となっている。

2位は、ユニリーバ「ラックス スーパーリッチシャイン ダメージリペア 補修シャンプー 詰替」660gだった。日々のダメージも、カラーやパーマのケミカルダメージも内側まで濃密に補修。シアバター・アルガンオイル(補修成分)配合。

3位は、P&G「パンテーン エクストラダメージケア シャンプー 詰替 特大サイズ」660ml。切れ毛、枝毛などのダメージが気になる人用のシャンプー。シャンプーが楽しくなる、フレッシュでフルーティーなブルーベリー・ラズベリー・洋なしの香りを採用した。

■True Data「TRUE DATA」とは
http://www.truedata.co.jp/about/

注:True Data提供のID-POSデータ分析については、記事、写真、図表などを複写、転載などの方法で利用することはできません。

データ提供元:True Data「TRUE DATA」
※2022年6月13日時点のデータに基づき、算出しています。

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Monday, June 27, 2022

ECの一元管理システムとは。導入におけるメリット・デメリットと検討時の確認ポイント|ECのミカタのニュース記事です - ECのミカタ

ECの一元管理システムとは。導入におけるメリット・デメリットと検討時の確認ポイント

ECの一元管理システムとは、商品に関するデータを一カ所にまとめて管理できるシステムのこと。一元管理システムを導入し、業務の効率化を図りたいと考えるEC事業者は多いだろう。その一方で、どのようなポイントを意識して取り入れたらよいのか悩むケースも少なくないようだ。

今回は、一元管理管理システムの概要や主な機能と、導入におけるメリット・デメリットを紹介する。実際に一元管理システムを検討する際のポイントも紹介するため、取り入れる際の参考にしてもらいたい。

目次

●ECの一元管理システムとは
●一元管理システムの主な機能
●一元管理システムを導入するメリット
●一元管理システムを取り入れる際のデメリット
●ECの一元管理システムを検討するときのポイント
●まとめ

ECの一元管理システムとは

ECの一元管理システムとは、商品に関する受注・在庫・商品登録などの情報を集約し、効率的に運用や管理をしていくためのシステムのことだ。

EC運営を行う中で出品するECモールや商品数が増加すると、受注や売上、在庫などの情報が膨大となり管理が煩雑化しやすい。また、梱包や発送作業では、商品が増えることで人的ミスやトラブルが生じやすく、機会損失にもつながりかねない。

一元管理システムを導入すると、ECサイトの情報管理業務を一括で行うことができる。必要な情報をスムーズに引き出せるため、業務効率化が実現でき、時間や人的コストの削減が見込めるのだ。

関連記事:在庫一元管理とは。システム導入のメリットや注意点、一元管理システム10社を紹介

一元管理システムの主な機能

まずは、一元管理システムの導入により、どのような作業かできるのか確認しておこう。

1.受注管理


1つ目は、受注管理だ。受注管理とは、商品購入から出荷までの一連の業務を管理すること。複数のネットショップからの注文データの一括取り込みに加え、注文内容と在庫の確認、倉庫への出荷指示、購入者へ受注メールを送ることまで一括に対応可能だ。一連の流れがワンストップで進むため、確認の手間が簡略化され、出荷までのフローが短縮できる。

2.在庫管理


2つ目の機能に在庫管理がある。これは、複数のECモールや自社サイトにおける、在庫情報を自動連動させ管理することだ。キャンセルや返品などの在庫変動も自動で連動できるため、人手や時間をかけずに管理できる。在庫切れの前のタイミングで発注のリマインドや共有のほか、通常販売とセール時の価格が混在している場合にも自動連携する機能が搭載されている場合もある。

3.商品登録管理


3つ目の商品管理は、商品名や説明文、商品画像といったあらゆる商品情報を一括に変更できる機能だ。一般的に、複数のECモールに出品する場合、商品登録は、それぞれのプラットフォーム上で行う必要がある。しかし、一元管理システムを使えば、複数のECモールへ一括で出品や更新が可能となるため、価格変更やモール内SEO対策にも迅速に対応できる。

4.発注・決済管理


4つ目の機能として、発注や決済管理機能もある。発注機能は、発注書の自動作成やメール送信、発注残数の確認といったことに対応しており、煩雑な発注や仕入れを効率化できるため、取扱商品が多い場合には出店者の負担を軽減できる。

決算管理は、決済システムと連携し、入金確認や漏れを防ぐものだ。入金確認後は、販売管理データと照らし合わせ、請求書通りの金額が回収できているかといった確認にも対応している。

5.出荷管理


5つ目は、出荷管理だ。自社または委託している倉庫システムと連携し、出荷時に必要なピッキングリストを一括で出力し、倉庫への出荷指示や発送メールの送信を自動で行う。また、出荷時の送り状作成や配送の追跡の自動化にも対応している。

6.メール送信


6つ目のメール送信とは、顧客からのメールでの問い合わせに対して、内容に応じて担当に自動で振り分けを行う。問い合わせ内容や対応履歴を自動で分析する機能もあり、カスタマーサポートの充実も図れる。

7.分析


最後の7つ目の機能に、分析がある。自社サイトが出品する全店舗のデータを一括で管理し、売上や顧客情報などの分析のほか、月ごとの決算処理といった経理業務にも対応できる。異なる業務間のデータを横断して情報を一元化することで、多様なデータをリアルタイムに把握できるため、あらゆる場面において分析がしやすくなる。

一元管理システムを導入するメリット

あらゆることを一括に管理できる一元管理システム。導入によって得られるメリットを確認しておこう。

管理作業コストを削減できる


受注や在庫、商品登録管理など、煩雑化しやすいEC運営上の各作業を一括管理することで、管理作業のコスト削減につながる。例えば、今まで複数の時間と人手が必要だった作業は、一度情報を設定すればワンクリックで一括管理ができ、情報も自動で更新される。一元管理システムを使い、誰もが一連の作業をスムーズに行うことができれば、業務の引継ぎや新人教育といった、コストの削減も可能となるのだ。

人的ミスやトラブルの防止につながる


複数の業務の自動化は、人的ミスやトラブル防止回避につながるだろう。システムを導入していない場合、一つひとつの作業を手作業や目視で行うことが多く、扱う商品やECモールが増えるとどうしても人的ミスは避けられない。異なる業務を一元化することで、1つの作業が終わると自動で次の業務に進むため、人的ミスが最小限に抑えられるのだ。

売上機会の創出を可能とする


システムを活用した一元管理は、売上機会を創出する効果も期待できる。例えば、これまで単品で販売していた商品を別の商品と組み合わせてセット販売する、リピート率から店舗ごとに異なった在庫数を配置するといったことが、柔軟に対応できる。商品情報の更新が頻繁に行えることで、その時々に合った販売方法を迅速に取り入れることが可能だ。

顧客対応が強化できる


自動に作業が進むことで、顧客対応という一番重要視したい業務を強化できるのもメリットのひとつだ。商品に関する問い合わせやクレーム対応といった、細やかな対応が求められる業務に集中できれば、顧客満足度を大きく向上できるだろう。

一元管理システムを取り入れる際のデメリット

一元管理システムの導入はメリットが多い反面、注意すべき点があることも忘れてはならない。一元管理システムを取り入れる際のデメリットを紹介する。

導入や運用時のコスト


一元管理システムで最も大きなデメリットは、導入や運用時にコストがかかることだ。利用するサービスによって料金体系は異なるが、一般的に初期費用や月額使用料、メンテナンス費用が発生する。自社サイトの規模や既存システムにより、移行処理や導入コストは変わってくる。人件費や作業時間と照らし合わせ、総合的な費用対効果を事前に確認しておくと安心だろう。

業務フローの変更が必要


一元管理システムの導入により、業務フローの変更が必要になることも忘れてはならない。作業スタッフによっては、今までと作業フローが異なることで慣れない業務に戸惑ったり、逆に複雑になり作業が滞ったりするといったことも考えられる。

導入前は、研修機会の設定や導入目的の説明会といった機会を作ることで、現場の混乱を防ぎやすくなるだろう。

ECの一元管理システムを検討するときのポイント

最後に、一元管理システムを検討する際のポイントを紹介する。

導入目的や必要な機能の明確化


一元管理システムは、選ぶサービスによって機能や提供形態はさまざまなため、導入目的や必要な機能を明確にしておくことが大切だ。例えば、導入後に活用したい機能が「在庫や商品管理のみ」の場合と、「販売から分析までトータルに管理する」という場合では、求める機能が変わってくる。

提供形態は、自社サーバーを構築して社内で運用するオンプレミス型と、インターネット上でシステムを利用する仕組みのクラウド型がある。クラウド型は、複数拠点やリモートで作業を進めたい場合に適しているだろう。

このように、それぞれのサービスによって特色が異なるため、導入する上で、具体的に解決したい課題に着目し、導入目的や機能の洗い出しを行い、システムを絞り込んでいくと良いだろう。

基幹システムとの連携


ECサイトに一元管理システムを導入する際、自社の基幹システムを連携できるのか確認しておきたい。例えば、外部と社内の複数の倉庫の在庫状況を連動したい場合に、単一の在庫管理に適したシステムを導入しても十分な役割を果たせるとは言えない。

社内のどのシステムと連携したいのか、導入後の運営計画を明確にしておくと十分な効果を得られるだろう。

料金プランの内容


一元管理システムのサービスによって、料金形態や費用が異なるため、料金プランの内容をよく理解し比較してもらいたい。必要に応じて後からオプションで機能を追加することや、規模が拡大したときに追加料金で対応できる場合もあるため、不明点は明確にしたうえで自社の要望に適した一元管理システムを検討していこう。

無料体験での使用感


一元管理システムを導入するにあたり、無料体験を活用して使用感を確認しておくのもおすすめだ。操作性やアフターサービスなど、誰もが使いやすいサービスを導入できることで、初めて効果を発揮するだろう。一度、システムを導入すると他社への移行が難しくなる場合もあるため、無料体験を上手に活用しよう。

まとめ

ECの一元管理システムとは、商品に関する情報を集約し、効率的に運用や管理をしていける便利なツールだ。受注や在庫管理に留まらず、出荷管理や分析といったことまで担ってくれるため、作業コストを削減し、顧客対応などコア業務に集中することが可能となる。導入時のポイントを押さえ、自社にとって最適なシステムを導入しよう。


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法人向けWi-Fiアクセスポイントの導入はメリットだらけ? 2.5GbE&PoE対応のネットギア「WAX218」を自宅に導入してみたら…… - INTERNET Watch

 宅内ネットワークの重要性を再認識することになった昨今のテレワークや在宅勤務の流れ。ネット環境の弱さに気付き、Wi-Fiルーターを新調したとか、ノートPCをWi-Fi 6対応モデルに買い替えたとか、いろいろと改善を図ってきた人もいることと思う。

 筆者も長いこと自宅Wi-Fiルーターのリプレースを検討してきたのだが、コロナ禍も明けようかというこのタイミングになって、ようやく買い替えに踏み切った。選択したのはネットギアの法人向けWi-Fi 6アクセスポイント「WAX218」だ。

Wi-Fi 6、2.5GbE、PoE受電対応のアクセスポイント、ネットギア「WAX218」を自宅に導入してみたら……

 実際に使ってみて思ったのは、「自宅にこそ、このスペックが必要なのでは」ということ。そんなわけで、なぜこの製品を選んだのか、コストは高くないのか、法人向け製品を家庭で利用することのメリット、注意点すべきことは何かなどについて、紹介していきたい。

なぜWi-Fiルーターではなくアクセスポイントなのか

 自宅にWi-Fi環境を構築するとき、多くのユーザーが購入するのはWi-Fiルーターだろう。インターネットにつながる入口としての役割で、複数のポートにPCなどを有線LAN接続できるルーターや、Wi-Fiアクセスポイントとしての機能を持ち、さらにセキュリティを高める機能なども備えているものだ。

 しかし、筆者が導入したネットギアの「WAX218」は、単なるWi-Fiアクセスポイント。ルーターとしての機能は持たない。単機能である製品をなぜ選んだかというと、利用しているインターネット回線の性質上、市販ルーターが必須ではなかったからだ。

ネットギアの法人向けWi-Fiアクセスポイント「WAX218」。パッケージは簡素だ

 自宅ネット回線は最大10Gbps(契約は5Gbps)の「auひかり ホーム5ギガ」。ホームゲートウェイと呼ばれる専用ルーター(モデム)が貸与され、これを外して市販のルーターに置き換えることはできないようになっている。

auひかりでは、貸与されるホームゲートウェイ(中央の白い筐体)が必須で、市販品では置き換えられない

 この時点で、すでにルーターを追加で用意する必要性は薄くなっている。だったらWi-Fiアクセスポイントのみ追加し、ネットワーク構成をシンプルにしたいと考えた。

 ルーターを追加することが無駄というわけではない。追加したルーターに各種デバイスをぶらさげる(二重ルーター状態にする)ことでネットワークセグメントが分離されるため、一定程度のセキュリティを確保しやすいという側面もある。

 が、トラブル発生時の問題の切り分けの容易さも考えると、Wi-Fiルーターよりアクセスポイントの方がシンプルで、都合がいいだろうと考えたのだ。

なぜ法人向け製品なのか

 法人向け製品を選んだ理由は2つある。1つは、そもそも個人向けに市販されている純粋なWi-Fiアクセスポイントはほとんど存在していないからだ。

 かつて有線接続がスタンダードだった頃は、Wi-Fi機能を持たないルーターが多く、そこにWi-Fi機能を後付けするためにアクセスポイントを別途買い足していたことを思い出す。しかし、今やネット通販などをあさってみてもWi-Fiルーターしか見当たらず、いくつかあるWi-Fiアクセスポイントは法人向け製品ばかりだ。

ネット通販を巡っても、見つかる単体Wi-Fiアクセスポイントは法人向けばかり

 もう1つの理由は、法人向け製品に多いPoEを試してみたかったため。言ってしまえば、筆者の個人的な興味だ。PoE対応機器はLANケーブル1本で通信と給電の両方を兼ねるため、Wi-Fiアクセスポイントを設置したい場所の近くに電源コンセントがなくても、配線に手間取らないというメリットがある。

 いずれにしろ、LANケーブルは敷設しなければならないから、最初の配線の手間が多少軽減されるかな、くらいのものかもしれない。しかし、設置後の見た目のすっきり感からくる満足感はそこそこ大きいのではないか、とも思った。つまり、やっぱり興味本位みたいなものだ。

なぜネットギアの「WAX218」なのか

 法人向けのWi-Fiアクセスポイント製品は、探すとそれなりに種類がある。Wi-Fi 6やマルチギガビットに対応する製品も増え始めているようだ。

 筆者宅の既存環境はWi-Fi 5(11ac)なので、せっかく環境をアップデートするならWi-Fi 6対応にしたいし、マルチギガビットにして5Gbps(最大10Gbps)のインターネット回線も生かしたいところ。

 ただ、そうした新しい規格に対応している法人向け製品は(対応していない製品も)軒並み高額で、10万円、20万円を超えるものもある。個人宅に興味本位で設置できるような代物ではない。

 そんな中、比較的リーズナブルな価格帯で販売されているのがネットギアの「WAX」シリーズだ。特に、今回選んだ「WAX218」は、メッシュネットワークには非対応で、単体でしか使えないアクセスポイントではあるものの、3万円前後で手に入る。

法人向けながら導入ハードルが低い「WAX218」

 個人向けWi-Fiルーターであれば、そこそこ高性能な製品と同等の価格帯ということを考えると、単機能のアクセスポイントでもあり、ちょっと値が張る感じはあるが、法人向けとしては格安と言ってもいいかもしれない。

 WAX218は、もちろんWi-Fi 6に対応し、2.5GbEのLANポートを搭載する。このLANポートはPoE(およびPoE+)受電にも対応するので、LANケーブル1本で動作させられる。

PoE+受電に対応する2.5GbEポートを装備する

 この点、筆者が理想として考えていたものにかなり近く、ギガビットを超えるLANやインターネット回線のポテンシャルをしっかり引き出して安定した通信を実現してくれるのでは、と期待させてくれる。

ケンジントンロック用のセキュリティスロットがあるので盗難対策も施せる

 なお、WAXシリーズは他にもWi-Fi 5まで対応の下位モデルや、複数台のアクセスポイントが連携して動作するメッシュネットワーク対応の上位モデルもある。

 ただ、メッシュネットワーク対応品はさすがに手が出しにくい値段になってしまうし、「Insight」というサブスクリプションサービスの月額料金を支払わないと利用できないので、やはり個人向けではない。そういった面からも、WAX218は法人だけでなく個人宅であっても導入しやすい高性能な製品なのだ。

第1のハードル、PoE給電低コストで実現するには

 さて、PoEに対応するWAX218の導入を決めたはいいものの、実は1つ大きな悩みがあった。アクセスポイントへのPoE給電をどう実現するかだ。

 PoE給電が可能な、LAN環境でなければ動作しないにもかかわらず、筆者宅にはそんな設備はない。一般的にはPoE給電機能をもつネットワークスイッチと接続して使うが、アクセスポイントの2.5GbEポートを生かすには、PoEと最低でも2.5GbEのマルチギガビットに対応するスイッチであることが必須で、そうなると価格も跳ね上がる。

 参考までに、ネットギアのPoE・マルチギガビット対応のネットワークスイッチの実売価格は6万円前後。たった1台のアクセスポイントへの給電のために、この出費はもったいない。今後PoE対応製品を追加導入する予定もないし、PoE非対応のほぼ同型のネットワークスイッチをすでに導入している筆者としては、どうしても無駄な投資と感じてしまう。

筆者宅に導入済みのネットワークスイッチ、ネットギアの「MS510TX」。マルチギガビット対応だがPoEには対応しない
MS510TXのPoE対応版「MS510TXPP」。価格は6万円前後だ

 WAX218は別売のACアダプターで動作させることもできる。とはいえ、PoEを体験してみたい、見た目をすっきりさせたい、というのも法人向けWi-Fiアクセスポイント製品を選んだ理由なわけで、ここを外してしまうと前提が崩れる。思い切ってPoE対応のネットワークスイッチを新調すべきかと悩んだが、こういった場面で便利なデバイスを見つけた。PoEインジェクターというものだ。

PoE対応ネットワークスイッチに代わるバッファローのPoEインジェクター「BIJ-POE-1P2GH」。これも法人向け

 PoEインジェクターは、入力したLANケーブルからのデータ信号に電力を乗せて再出力するデバイスで、安価なものは数千円からある。マルチギガビット対応のPoEインジェクターとなると数が少なくなり、値段もやや高くなるが、それでも1万円台前半から購入可能だ。

サーバーラックに固定するための金具なども付属する

 WAX218は最大30WのPoE+に対応しているので、PoEインジェクターもPoE+に対応しているものをできれば選びたい。WAX218はPoE(最大15W)でも動作させられるが、その場合はWi-Fi電波の出力が低下するようだ。

WAX218と接続して動作確認。当然だが問題なく給電&通信が可能だった

第2のハードル、設置方法。固定先は壁または天井

WAX218の付属品。壁固定用のネジ類と、Tバー固定用のパーツが付属する

 WAX218の設置方法は、壁掛けと天井吊りのほぼ2パターンに限られる。こういう部分も、ある意味法人(オフィス)向けという感じだ。

 別途スタンドになるようなものを用意し、立てかけて使ってもいいが、個人向けの一般的なWi-Fiルーターのように平置きして使うことは想定されていない(電波が主に天板方向に出力されるため)。

Tバー用パーツは天井のTバーに装着した後、このように本体の背面に差し込むようにして固定することになる

 パッケージ内容は本体と、壁掛け用ネジなど。また、オフィスの天井に設置されていることがあるTバーと呼ばれる吊り金具に固定するためのパーツもある。

 Tバーが敷設された個人宅はそうそうないと思われるので、壁掛けが最もオーソドックスな取り付け方になるだろう。とはいえ、穴開けが躊躇われる賃貸住宅では、どちらにしてもハードルは高めではある。

 筆者宅では、本体の天板方向にWi-Fi電波が出力されるという特性を踏まえ、自宅の中央やや北側の階段上の壁へ取り付けることにした(下図)。

筆者宅の大雑把な間取り。赤色で示した階段上の壁にWAX218を設置。従来環境のルーターは緑色の2カ所に設置していた

 高さとしては、2階の床面から30cmほど上になる。Wi-Fi機器を主に使うのは、その正面方向に位置する1階の仕事部屋や寝室、2階のリビング、キッチン、ダイニングなので、それらを見渡せる位置に設置することで、宅内をほぼ丸ごとカバーできると考えた。背面側に位置するトイレ、浴室などは、電波が弱くなったとしても、日常生活や仕事で困ることはないので割り切ることにする。

ホームセンターで手に入れた金具類と組み合わせて角度調整可能な台座を作成

 ちなみに、壁掛け用のネジをそのまま使うことはせず、天井吊り用のパーツとホームセンターで手に入れた金具などを組み合わせ、上下に多少の角度調整ができるようにして取り付けた。稼働中は本体背面側が発熱するため、壁との隙間を空けて風通しよくしておきたい、という狙いもある。

 説明書には記載のない固定方法ではあるが、手で強く揺らしたり引っ張ったりしてもびくともしないし、背面側パーツなどに負担がかかっている様子もないので、地震があっても大丈夫だろうと判断した。

本体を設置し、配線した。LANケーブル1本で済むのはやっぱり楽(いずれはモールなどで隠したい)
壁から少し浮いた状態に。これで背面からの熱がこもったりしないはず
LEDが夜間はかなりまぶしい。管理画面でオフに設定しておくとよさそう

電波のカバー範囲、パフォーマンスはどう変わる?

 WAX218にしたことで、それまでのWi-Fi 5環境(メッシュネットワーク2台構成)と比べて電波の届き方やパフォーマンスはどれだけ変わるものなのだろうか? Wi-Fi 6対応のスマートフォンを使い、電波強度(目安値)とLAN内のデータ転送速度を自宅の各所で計測してみたのが以下の図だ。

従来環境(メッシュ対応Wi-Fiルーター)での計測結果

WAX218での計測結果

※※データ転送速度の計測にはiperf3を使用。LAN内のNAS(2.5GbE接続)上で稼働させたiPerfサーバーを対象に実行

 Wi-Fi 5からWi-Fi 6への移行なので、全体的な通信速度が向上するのは予想通りというか、そうなってくれないと困る、という感じなのだが、平均的に2倍、場所によっては500Mbpsに達するほど改善したのはうれしい。

 が、それよりも注目すべきは電波の届き方だ。以前の環境ではメッシュネットワークであるにもかかわらず、十分に電波が届いていたのは、1階はほぼWi-Fiルーター近辺のみ。2階とロフトは問題ないが、1階で高速に通信できる場所が、実質はなかったようなものだ。

 Wi-Fiルーター単体の性能として、決して電波は強くないのだろう。1階の玄関や屋外に至っては、電波強度が著しく弱い赤色になっており、実際の通信も不安定。

 これで何が困るかというと、例えばWi-Fi通信する玄関のスマートロックや、屋外にある同じくWi-Fi対応のインターホン子機が使いにくくなることだ。しかし、WAX218に切り替え後の玄関や屋外は、むしろ居室より電波が強くなっているほど。1台で宅内どころか敷地のほとんどをカバーできている。

 ちなみに、従来環境の1階廊下はWi-Fiルーター(サテライト)の目の前。電波強度は強いにもかかわらず、通信速度は芳しくない。これは、おそらく通信テストのタイミングでは2階に置いてあるWi-Fiルーター(メイン、2階天井付近の棚に設置)に接続した状態だったからだと思われる。

 メッシュネットワークは、複数台のWi-Fiルーターで同一のSSIDを使い、デバイスの位置などに応じて最適なルーターにシームレスに切り替える仕組みだが、このように手動で接続先を選べないことによる弊害もゼロではない。

 もちろん、これまでの生活でメッシュネットワークの利点も十分に実感してはいるのだが、予期せぬトラブルや挙動が表われにくいという意味では、Wi-Fiアクセスポイント1台の環境にもメリットがあるのでは、と感じているところだ。

法人向け製品ならではの便利な機能

 WAX218は単体のWi-Fiアクセスポイントのため、Wi-Fiルーターのような機能はない、と冒頭で書いたが、それでも一般的なWi-Fiルーターに搭載されているものに近い機能も備えている。法人向けならではの便利な機能も用意されているので、いくつかピックアップして紹介しよう。

WAX218の管理画面

 まずは、SSIDを最大で4つ使える機能。SSIDごとに周波数帯(2.4GHz帯か5GHz帯か、この両方を兼ねるか)を変えられるのはもちろん、セキュリティ方式、通信速度上限などを設定でき、メインのネットワークからは切り離されたゲスト専用のSSIDを設定することもできる。

SSIDは最大で4つ設定可能

 オフィスには(自宅もそうだが)古いデバイスから新しいデバイスまで、さまざまな子機が存在していることが多いだろう。このため、1つのSSIDだけで全てをカバーしようとすると、古いデバイスに合わせて低速な通信方式を選ばなければならなくなる可能性がある。

 しかし、複数のSSIDを使えれば、新しいデバイスは高速かつ高いセキュリティで接続できるものにし、古いデバイスは互換性重視の設定にした別のSSIDに接続する、といった使い分けができる。これによって、全体として高速かつ安定した(汎用的な)ネットワークにすることができるわけだ。

SSIDごとに使用する周波数帯、セキュリティ方式などの設定を変えられる

 2つ目は「WiFi Scheduler」という機能。Wi-Fiネットワークをオン/オフするスケジュールを設定できるもので、例えば平日の8時から19時までWi-Fiを利用可能にし、それ以外の時間帯や休日は利用できないようにする、といった運用が可能になる。また、さきほど説明した最大4つのSSIDそれぞれに固有のスケジュール設定を割り当てることもできる。

「WiFi Scheduler」機能

 使い方としては、24時間通信しなければならない設備用のSSIDは常にオンにし、従業員が使うPC用のSSIDは夜間だけオフにする、というようなケースが考えられる。個人宅であれば、ゲスト用のSSIDを来客のある土日だけオンにする、といった応用もできる。これによってセキュリティを向上でき、節電にもつなげられるうえ、使い勝手も高められる。

SSIDごとにスケジュール設定を変えられる

 なお、これらの設定はすべてウェブブラウザーで管理画面にアクセスして行なうことになる。最近のWi-Fiルーターだとスマートフォンアプリを通じて設定できるようになっていたりするが、WAX218で用意されているのはウェブインターフェースのみだ。

 WAXシリーズの他機種が対応するネットギアのサブスクリプションサービスInsight向けには専用アプリも用意されているし、同じネットギアのWi-FiルーターであるNighthawkシリーズやOrbiシリーズにもアプリはあるが、WAX218はなし。

 アプリがないと不便、というわけではないけれど、リーズナブルな法人向けの単体Wi-Fiアクセスポイントだけに、過剰なサービスは用意していない、ということだろう。

「速度」よりも「安定性」重視の設計に要注意

 性能的にも機能的にも魅力の大きいWAX218ではあるが、導入時に注意しておきたいことがある。それは、Wi-Fi 6接続時の最大速度が1201Mbpsまでになることだ。

5GHzの周波数帯では最大で80MHzの範囲、36~48chまでが有効。追加の80MHz分となる52~64chは利用できない

 Wi-Fiアクセスポイントとしては最大2402Mbpsで通信できる仕様となっているが、帯域幅が80MHzまでに制限されているため、2402Mbpsで通信するには4ストリーム接続が必要となる。

 しかし、現時点で世の中に存在するPC、スマートフォンなど、ほとんどのWi-Fi子機は2ストリームまでの対応なので、2402Mbpsでの通信はまず不可能だ。

 このことから、WAX218が対応している2.5GbEのLAN接続を、1台のWi-Fiデバイスで最大限に活用することはできない。ストリーム数の多さは、複数デバイスから同時に接続されるようなシチュエーションが多いオフィスにおいて、余裕のあるキャパシティで速度低下を軽減できる、というメリットを狙ったもの。瞬間最大風速的なハイスペックを狙っていないのは、法人向け製品らしいところとも言える。

 一方で、個人向けのWi-Fiルーターでは1ストリームの帯域を160MHz幅とすることで、2ストリームのWi-Fi子機でも最大2402Mbpsを実現していたりする。

 では、なぜWAX218が160MHzに対応していないのか。おそらくはここも「法人向け」であることが理由だと思われる。製造業の生産現場、監視用途など、ビジネスシーンでは24時間365日「切れずに安定して接続できること」という要件が少なくないだろうからだ。

 そもそも160MHzの帯域幅は、ざっくり言うと80MHz(W52)と追加の80MHz(W53)の2つを束ねて使うことで実現しており、そのうちW53の帯域については、気象レーダーなどが優先して利用する帯域も含まれている。

 一般のWi-Fiルーターは、気象レーダーなどがW53の帯域を利用するタイミングが来ると自動で160MHzの帯域全体をオフにし、利用可能な帯域を改めて検出する仕組みになっている(一部の機種では該当の80MHzだけをオフにするものもある)。そうすると、一定時間Wi-Fi通信できなくなってしまうのだ。

 単純に、160MHz幅の広い帯域を利用することで、他機器との干渉が増えて通信しにくくなりがち、という問題もあるだろう。WAX218は法人向けのWi-Fiアクセスポイントとして、そうした通信ができない/しにくいタイミングを極力なくすために、最初からW53を利用しない、という選択肢をとっていると考えられる。他社の法人向けWi-Fiアクセスポイントを見ても、多くは同様の仕様となっているようだ。

 というわけで、2.5GbpsのLAN接続とともに2,402MbpsのWi-Fi 6を最大限に生かしたい! と思うかもしれないが、WAX218を含む法人向けWi-Fiアクセスポイントでは、上記の理由により実質1201Mbpsまでに制限される。帯域幅が拡張されるWi-Fi 6Eが、いつか法人向けWi-Fi機器でも一般的になった暁には、この状況も変わってくるのかもしれないが……。

ネット家電が増えてきた今、家庭でも法人向け製品は力になる

 設置方法に関しては少し難しいところもあるとはいえ、その問題さえクリアすれば、Wi-Fi電波のカバー範囲の広さ、余裕のある2.5GbEのバックボーン、フレキシブルなSSID設定やスケジュール機能など、法人製品ならではのメリットを個人宅でも存分に享受できるはず。

 給電もPoEインジェクターを用いることで意外と安価に実現でき、LANケーブル1本だけの配線は見栄えもいい。

 また、PCやスマートフォンだけでなく、ネット対応の家電製品やスマートホーム機器など、Wi-Fiデバイスがどんどん増え続けている家庭においても、こうした法人向けWi-Fiアクセスポイントは利点がある。

 実は今回、筆者がWi-Fiルーターを本気でリプレースしようと考えたきっかけの1つは、まさに宅内の通信機器が多くなりすぎた結果、Wi-Fiにつながっていたはずのスマートホームデバイスが突如切断されて再接続ができなくなるなど、不安定になっていたことにもあった。

 WAX218の最大デバイス接続数は128台、同時接続数は75台と、一般的な家庭向けのWi-Fiルーターよりキャパシティは数倍大きい。自宅のWi-Fiが最近不安定になってきた、あるいは通信速度が遅くなってきた、と感じているなら、最大・同時接続数の上限を超えている可能性もある。今後のデバイス増も見越してWi-Fiネットワークを構築するのなら、こういった接続台数に余裕のある法人向け製品を選ぶのもおすすめだ。

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メリットだらけ!?個人投資家が集まる銀座の「投資BAR」に行ってみた!| - @DIME

『STOCK PICKERS GINZA』

日本全国を探しても珍しい〝投資家たちが集うバー〟が東京・銀座にあった!? 投資初心者・編集ヒロが潜入し、その場にいた投資バーの常連たちに緊急取材! 投資家仲間をつくりたい人が知っておきたい〝お作法〟とは?

コリドー街近くのビル4Fに雰囲気あるお店が……

『STOCK PICKERS GINZA』

『STOCK PICKERS GINZA』

『STOCK PICKERS GINZA』

全国から投資家たちが来店する。カウンター横のモニターではチャートが映されており、目に入るもの、耳に聞こえる会話のすべてが投資に関するものになっている。スタッフも投資経験者、投資に興味がある人を採用。

『STOCK PICKERS GINZA』

『STOCK PICKERS GINZA』

「アベノミクス」「ウォーレン・バフェット」など投資用語の名を冠したドリンクを用意する。店内レイアウトも投資一色。

『STOCK PICKERS GINZA』

ほかのお客さんと交流したい人は白いコースター、仲間内で話したい人は黒のコースターと色分けされるので、話しかける際の参考になる。投資友達を探している人も多い。

『STOCK PICKERS GINZA』

話題の中心は当然投資。普段は話しにくい話題もここでなら気楽に話すことができる。

『STOCK PICKERS GINZA』

【潜入して驚きTOP3】

・女性も多い! 客層は男7:女3だそう
・1人でも必ず投資の話ができる
・店内は本当に株の話ばかり!

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花王ヘアケア商品と『呪術廻戦』がコラボ! 2022年7月4日より「ヘアケア領域展開プレゼントキャンペーン」スタート!:時事ドットコム - 時事通信ニュース

[花王株式会社(花王MKニュース)]



 花王株式会社は、大人気漫画を原作としたTVアニメ『呪術廻戦』とコラボした「ヘアケア領域展開プレゼントキャンペーン」を2022年7月4日(月)より実施いたします。
 対象商品ブランドのお買い上げレシートを撮影して、キャンペーンサイトの応募フォームから送信すると、「『呪術廻戦』コラボ限定グッズ」が総勢1,100名様に当たるプレゼントキャンペーンです。応募期間は、2022年7月4日~9月7日で、対象ブランドは、「メリット」、「エッセンシャル」、「セグレタ」、「アジエンス」、「ines(イネス)」となります。
 『呪術廻戦』のキャラクターがデザインされたコラボグッズは全4種類。水分も汗もスッキリ祓う「オリジナルバスタオル」、起きないと暴れ出すかもしれない「ツカモトのドキドキ目覚まし時計」、「特級呪物 宿儺のワイヤレスイヤホン」など、このキャンペーンでしが手に入らない限定グッズをご用意しています。

■花王×『呪術廻戦』 ヘアケア領域展開プレゼントキャンペーンサイト:
https://kaohaircare-jujutsukaisen.jp/

 また、ヘアケアブランド「メリット」のドライシャンプーシリーズ「メリット デイプラス」と『呪術廻戦』がコラボしたオリジナル動画を2022年6月27日(月)から配信いたします。虎杖悠仁・東堂葵がトレーニングで汗をかいてベタついた頭に、メリットのドライシャンプーを使いさっぱりして笑い合う二人の素敵な笑顔は必見です。さらに、メリット公式Twitterでは、オリジナル動画を見た後に「外シャンプーを使ってさっぱりした後に、東堂は何をしたか!?」を予想して投稿すると、「メリット デイプラス」のドライシャンプーと『呪術廻戦』公式オリジナルグッズが当たる#東堂大喜利プレゼントキャンペーンもあわせて実施します。

■「メリット デイプラス」×『呪術廻戦』コラボ オリジナル動画:
http://youtube.com/watch?v=hSJZjYjkduE

■花王ヘアケア商品を買って応募! 『呪術廻戦』コラボグッズが当たるプレゼントキャンペーン
【応募期間】
レシート対象期間:2022年7月4日(月)0:00~2022年8月31日(水)23:59
応募期間:2022年7月4日(月)10:00~2022年9月7日(水)23:59

【対象商品(ブランド)】
「メリット」、「エッセンシャル」、「セグレタ」、「アジエンス」、「ines(イネス)」
※本体/つめかえ/限定品含めて、すべての商品が対象となります

【プレゼント内容】
総勢1,100名様に、『呪術廻戦』コラボ限定グッズをプレゼント。

A1コース(税込500円以上で1口):500名様
水分も汗もスッキリ祓おう! オリジナルバスタオル

A2コース(税込500円以上で1口):500名様
ヌメリ問題解決! シャンプーボトルホルダー

B1コース(税込1,000円以上で1口):50名様
起きないと暴れ出すかも!? ツカモトのドキドキ目覚まし時計

B2コース(税込1,000円以上で1口):50名様
あなたはうまく使いこなせるか!?︎ 特級呪物 宿儺のワイヤレスイヤホン

【応募方法】
上記レシート対象期間中にお買い上げいただいた対象商品500円(税込)、もしくは1,000円(税込)以上を含むお買い上げレシートを1口としてご応募いただけます。
※キャンペーン期間中お一人様何口でも応募できます。
※応募対象金額は花王のキャンペーン対象商品の合計購入金額です。
※応募対象金額は割引前の金額が適用されます。
※ECサイト等での購入でレシートがない場合には、お買い上げの分かる書類(納品書等)でもご応募いただけます。
※対象商品の合計購入金額は、配送料・手数料を含まない税込金額です。
※期間中であればお買い上げ日が異なる複数枚のレシートの、対象商品の購入金額を合算してもご応募可能です。
※1回のご応募で、合計購入金額から口数を分けて複数のコースにご応募いただくことも可能です。
※レシートのコピー・領収書では応募できませんのでご注意ください。

■「メリット デイプラス×呪術廻戦」 オリジナルCMを見て参加! Twitterプレゼントキャンペーン
【 Twitter#東堂大喜利プレゼントキャンペーン概要】
「メリット デイプラス×呪術廻戦」のオリジナルCMを最後まで見て、Twitterで大喜利に参加した方の中から、抽選で20名様に「メリット デイプラス」のドライシャンプーと『呪術廻戦』公式オリジナルグッズをプレゼントします。
・お題:メリットの外シャンプーを使ってさっぱりした後に、東堂は何をした!?
・動画:http://youtube.com/watch?v=hSJZjYjkduE

【応募方法】
1. メリット公式Twitter(@merit_jp)をフォロー
2. キャンペーン対象の投稿を引用リツイートして、「メリットの外シャンプーを使ってさっぱりした後、東堂は何をした?」というお題に対して自由に投稿。

【プレゼント内容】
抽選で20名様に「メリット デイプラス」のドライシャンプーセット(シート・スプレー)と『呪術廻戦』公式オリジナルグッズをプレゼント。

■TVアニメ「呪術廻戦」とは

集英社「週刊少年ジャンプ」にて連載中の、芥見下々氏による人気漫画を原作としたTVアニメ。主人公の 虎杖悠仁ら呪術師たちと、人間の負の感情から生まれる「呪霊」との戦いを描く物語で、コミックスは、シリーズ累計発行部数6,500万部(2022年3月28日時点)を突破している。
2021年12月24日には初の映画となる「劇場版 呪術廻戦 0」が公開され、2022年5月9日までの137日間で興行収入136億円を突破。2023年にTVアニメ第2期の放送も決定している。2022年4月3日より毎週日曜午後5時からMBS/TBS系全国28局ネットにて、第1期が再び放送中。

企業プレスリリース詳細へ (2022/06/27-11:49)

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その生命保険いる?充実の公的保険、上回るメリットは FPに聞く - 朝日新聞デジタル

 不必要な生命保険に複数入らせる「過剰契約」。死亡や病気の保障、貯蓄目的をふくめて生命保険の営業現場には、そんな問題が長くつきまとってきました。営業員に言われるがままに契約するのではなく、保険にどう向き合えばよいか。金融商品を売らないファイナンシャルプランナー(FP)の会社「生活設計塾クルー」の清水香さんに聞きました。

 ――生命保険とどう向き合えばよいでしょうか

 万が一のとき家計の収支が悪くならないように備えるのが、保険の役割です。地震などの災害に備えたり、他人にけがをさせてしまったときの賠償に備えたり、というのは必要だと思います。

 では、生命保険は必要でしょうか。前提として日本には世界的にみても優れた公的保険制度が存在しています。

 「公的保険が不十分だから自分で備えるしかない」という必要性があるのなら、生命保険を検討してもよい、と思います。

貯蓄目的「もはや無効」 成功体験、今は昔

 ――公的保険で押さえるポイントは

 日本では、誰もが何らかの公…

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花王ヘアケア商品と『呪術廻戦』がコラボ! 2022年7月4日より「ヘアケア領域展開プレゼントキャンペーン」スタート! - PR TIMES

 花王株式会社は、大人気漫画を原作としたTVアニメ『呪術廻戦』とコラボした「ヘアケア領域展開プレゼントキャンペーン」を2022年7月4日(月)より実施いたします。
 対象商品ブランドのお買い上げレシートを撮影して、キャンペーンサイトの応募フォームから送信すると、「『呪術廻戦』コラボ限定グッズ」が総勢1,100名様に当たるプレゼントキャンペーンです。応募期間は、2022年7月4日~9月7日で、対象ブランドは、「メリット」、「エッセンシャル」、「セグレタ」、「アジエンス」、「ines(イネス)」となります。
 『呪術廻戦』のキャラクターがデザインされたコラボグッズは全4種類。水分も汗もスッキリ祓う「オリジナルバスタオル」、起きないと暴れ出すかもしれない「ツカモトのドキドキ目覚まし時計」、「特級呪物 宿儺のワイヤレスイヤホン」など、このキャンペーンでしが手に入らない限定グッズをご用意しています。

■花王×『呪術廻戦』 ヘアケア領域展開プレゼントキャンペーンサイト:
https://kaohaircare-jujutsukaisen.jp/

 また、ヘアケアブランド「メリット」のドライシャンプーシリーズ「メリット デイプラス」と『呪術廻戦』がコラボしたオリジナル動画を2022年6月27日(月)から配信いたします。虎杖悠仁・東堂葵がトレーニングで汗をかいてベタついた頭に、メリットのドライシャンプーを使いさっぱりして笑い合う二人の素敵な笑顔は必見です。さらに、メリット公式Twitterでは、オリジナル動画を見た後に「外シャンプーを使ってさっぱりした後に、東堂は何をしたか⁉」を予想して投稿すると、「メリット デイプラス」のドライシャンプーと『呪術廻戦』公式オリジナルグッズが当たる#東堂大喜利プレゼントキャンペーンもあわせて実施します。

■「メリット デイプラス」×『呪術廻戦』コラボ オリジナル動画:
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■花王ヘアケア商品を買って応募! 『呪術廻戦』コラボグッズが当たるプレゼントキャンペーン
【応募期間】
レシート対象期間:2022年7月4日(月)0:00〜2022年8月31日(水)23:59
応募期間:2022年7月4日(月)10:00~2022年9月7日(水)23:59

【対象商品(ブランド)】
「メリット」、「エッセンシャル」、「セグレタ」、「アジエンス」、「ines(イネス)」
※本体/つめかえ/限定品含めて、すべての商品が対象となります

【プレゼント内容】
総勢1,100名様に、『呪術廻戦』コラボ限定グッズをプレゼント。

A1コース(税込500円以上で1口):500名様
水分も汗もスッキリ祓おう! オリジナルバスタオル

A2コース(税込500円以上で1口):500名様
ヌメリ問題解決! シャンプーボトルホルダー

B1コース(税込1,000円以上で1口):50名様
起きないと暴れ出すかも⁉ ツカモトのドキドキ目覚まし時計


B2コース(税込1,000円以上で1口):50名様
あなたはうまく使いこなせるか⁉︎ 特級呪物 宿儺のワイヤレスイヤホン


【応募方法】
上記レシート対象期間中にお買い上げいただいた対象商品500円(税込)、もしくは1,000円(税込)以上を含むお買い上げレシートを1口としてご応募いただけます。
※キャンペーン期間中お一人様何口でも応募できます。
※応募対象金額は花王のキャンペーン対象商品の合計購入金額です。
※応募対象金額は割引前の金額が適用されます。
※ECサイト等での購入でレシートがない場合には、お買い上げの分かる書類(納品書等)でもご応募いただけます。
※対象商品の合計購入金額は、配送料・手数料を含まない税込金額です。
※期間中であればお買い上げ日が異なる複数枚のレシートの、対象商品の購入金額を合算してもご応募可能です。
※1回のご応募で、合計購入金額から口数を分けて複数のコースにご応募いただくことも可能です。
※レシートのコピー・領収書では応募できませんのでご注意ください。

■「メリット デイプラス×呪術廻戦」 オリジナルCMを見て参加! Twitterプレゼントキャンペーン
【 Twitter#東堂大喜利プレゼントキャンペーン概要】
「メリット デイプラス×呪術廻戦」のオリジナルCMを最後まで見て、Twitterで大喜利に参加した方の中から、抽選で20名様に「メリット デイプラス」のドライシャンプーと『呪術廻戦』公式オリジナルグッズをプレゼントします。
・お題:メリットの外シャンプーを使ってさっぱりした後に、東堂は何をした⁉
・動画:http://youtube.com/watch?v=hSJZjYjkduE

【応募方法】
①  メリット公式Twitter(@merit_jp)をフォロー
②  キャンペーン対象の投稿を引用リツイートして、「メリットの外シャンプーを使ってさっぱりした後、東堂は何をした?」というお題に対して自由に投稿。

【プレゼント内容】
抽選で20名様に「メリット デイプラス」のドライシャンプーセット(シート・スプレー)と『呪術廻戦』公式オリジナルグッズをプレゼント。

■TVアニメ「呪術廻戦」とは

集英社「週刊少年ジャンプ」にて連載中の、芥見下々氏による人気漫画を原作としたTVアニメ。主人公の 虎杖悠仁ら呪術師たちと、人間の負の感情から生まれる「呪霊」との戦いを描く物語で、コミックスは、シリーズ累計発行部数6,500万部(2022年3月28日時点)を突破している。
2021年12月24日には初の映画となる「劇場版 呪術廻戦 0」が公開され、2022年5月9日までの137日間で興行収入136億円を突破。2023年にTVアニメ第2期の放送も決定している。2022年4月3日より毎週日曜午後5時からMBS/TBS系全国28局ネットにて、第1期が再び放送中。

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